新しいFX口座を開設する際、いきなりリアルマネーを使ってトレードするのは、大きなリスクを伴います。
まずは、FXツールの特徴や操作方法、チャートの見方などを、デモ口座でトレードすることをおすすめします。
この記事では、海外FX業者「XM」でデモ口座を開設する方法と開設するまでの流れ、XMのデモ口座でできること、メリット、デメリットを紹介します。
なお、リアルマネーを使って取引できるリアル口座の開設方法は別の記事で紹介していますので、リアル口座を開設する人はこちらも参考にしていただければと思います。
XMのデモ口座開設までの流れ
XMは海外FX業者ですが、日本語表記で日本語のサポートも受けることができるため、デモ口座開設は数分程度で完了します。
ただし、入力表記は半角英数字のみです。
漢字やひらがな・カタカナで入力すると、デモ口座を開設できません。
XMのデモ口座開設においては、「個人情報」、「取引口座詳細」、「口座パスワード」の入力が必要です。
個人情報の入力
あなたの氏名、居住国、都道府県・市、電話、Eメール、希望言語を入力しましょう。
氏名は、左側に下の名前、右側に姓をローマ字で入力します。
デモ口座のため、本名でなくても問題ありません。
デモ口座であることが区別できるような名前をつけましょう。
居住国は「Japan」、都道府県・市の入力はローマ字で入力しましょう。
細かい番地まで入力しなくても良いです。
電話番号は、「+81」の後に、「0」を除いたあなたの電話番号を、市外局番から入力しましょう。
Eメールを入力間違いのないように入力し、希望言語は「日本語」を選択しましょう。
取引口座詳細の入力
取引プラットフォームは、「MT5」もしくは「MT4」のいずれかを選びます。
MT5の方が新しいバージョンのため使いやすい反面、MT4に使い慣れたかたにとってMT5は使いづらいとの意見もあります。
また、スペックの低いパソコンではMT5が作動しないこともあります。
また、XMで仮想通貨取引ができるのは、MT5のみとなります。
将来的に仮想通貨取引も行いたいかたは、MT5を選びましょう。
口座タイプは2種類から選択できますが、スタンダード(1ロット=100,000円)で良いです。
口座の基本通貨は「JPN」、レバレッジは最高の「1:888」としましょう。
投資額はあなたの資産状況や計画に応じ、適当に選択しましょう。
口座パスワードの入力
口座パスワードは、確認のために2回、同じパスワードを入力しましょう。
ただし、口座パスワードは大文字・小文字・数字の3種類を混ぜて入力する必要があります。
パスワードを考えるのが面倒な場合は、口座パスワードの欄をクリックすると「提案されたパスワードを使用」の後に表示された、自動生成のパスワードを使用することができます。
Google Chromeを使用している場合、自動生成されたパスワードはGoogleアカウントに自動保存されます。
上記全ての情報を入力または選択した後、「私はニュースレターや企業ニュース、商品の最新情報を受け取ることに同意します。」にチェックを入れ、「デモ口座開設」ボタンをクリックしましょう。
しばらくした後、XMより「XMTradingへようこそ」という件名のメールが、登録したメールアドレス宛に届きます。
そのメール内の「Eメールアドレスをご確認ください」をクリックすると、XMのデモ口座開設が完了します。
すると、再度「XMTradingへようこそ」という同じ件名のメールが届き、MT5もしくはMT4のIDとデモサーバー名が届きます。
それを確認した後、取引プラットフォームをダウンロードおよびインストールしましょう。
MT4とMT5との互換性はありません。
そのため、口座開設の取引プラットフォームにMT4を選択した場合、MT5をパソコンにインストールしても、ログインできないため、注意しましょう。
インストール完了後、取引プラットフォームを立ち上げ、メールにて指定されたログインID、サーバー名、自分で作成(または自動作成)したパスワードを入力しましょう。
XMのデモ口座でできること、メリット・デメリット
XMのデモ口座は、リアルマネーのトレードとほぼ同等のトレード環境が体験できます。
ただし、デモ口座の相場や値動きは、実際の取引市場とは異なります。
執行スピードは、リアル口座と同等です。
デモ口座では詳しい個人情報の入力や、本人確認書類の提出が必要ないため、気軽に取引の練習ができます。
XMのデモ口座のメリット
XMのデモ口座では、実際のお金を使わずに、トレードの練習ができます。
そのため、ノーリスクでトレードを開始することが可能です。
XMでは最大888倍のレバレッジでトレードすることが可能ですが、実際のお金でそれだけのレバレッジを利用するには勇気が必要です。
デモ口座なら、例え大きな損失が発生しても、いつでもリセットができます。
XMのデモ口座は、一つのメールアドレスで五つまで作成できます。
もし複数のメールアドレスを持っていれば、六つ以上のデモ口座を開設することも可能です。
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを活用しましょう。
デモ口座からリアル口座への切り替え時に、新たにMT5やMT4をインストールする必要はありません。
デモ口座に関して質問がある場合は、XMサポートに問い合わせることが可能です。
問い合わせ方法は、平日の9時~17時に利用できるライブチャットか、24時間対応のメールの2通りです。
いずれも、日本語による返信が届きます。
電話対応はしていません。
XMのデモ口座のデメリット
デモ口座においては、注文すると確実に約定されます。
しかし、リアルトレードでは、確実に約定される保証はありません。
また、現実ではファンダメンタルな要因により、予想もつかない相場の変動がありますが、デモ口座でその体験はできません。
また、たとえ少額でも自分のお金を投資するのと、仮想のお金を使うのとでは、プレッシャーが異なります。
デモ口座では勝てるのに、リアルトレードではどうしても勝てないケースは多いです。
その原因の多くは、自分の心理状態のコントロールの失敗に起因しています。
デモ口座をしている段階で、きちんと自分なりのルールをつくり、そのルールを遵守することが大事ですが、それができないとリアルトレードで勝ち続けるのは困難です。
デモ口座は、最後のログインから90日間利用しない場合、自動的に閉鎖されるため、注意しましょう。
まとめ
XMでデモ口座を開設する方法と開設するまでの流れ、XMのデモ口座でできること、メリット、デメリットを紹介しました。
まとめると以下のとおりです。
- XMのデモ口座は、一つのメールアドレスで五つまで開設可能
- XMのデモ口座でリアルトレードと同等のトレード環境が体験できる
- XMのデモ口座はリスクなしでトレードの練習ができる
XMのデモ口座は、一つのメールアドレスで最大五つ開設できます。
簡単な個人情報の登録ではじめることができ、リアルマネーを使う必要がないため、気軽にXMの体験ができます。
XMのデモ口座は、MT4またはMT5のいずれかの取引プラットフォームを使用します。
リアルトレードと同等のトレード環境ができます。
わからないことは日本語のサポートを受けることができるため、安心です。