国内外問わず、スキャルピングを禁止していたり、何らかの制限を設けていたりするFX会社は多いです。
また、スキャルピングができても、取引コストが高すぎたり、約定しにくかったりなどの理由によりおすすめできない場合もあります。
この記事では、スキャルピングができる海外FXとおすすめを紹介します。
スキャルピングができる海外FXとおすすめ
スキャルピングとはFXの投資方法の一つで、数秒～数分単位のごく短い期間に売買を行うことを指します。
デイトレードの一種ですが、短期間に売買をくり返すのがスキャルピングの特徴です。
すぐに利益が確定するため、トレードに時間を割くのが難しいかたや、のんびり待つのが苦手なかたに適しています。
売買をくり返すため、1回ごとに取引手数料が必要となり、取引コストが利益を帳消しにしてしまう可能性も高いです。
海外FX会社の中には、規約でスキャルピングを禁止していることがあるため、注意が必要です。
具体的には、システムを使用したスキャルピング、経済指標発表時や窓開けなどをねらったスキャルピング、ポジションをもってから一定期間内の決済を禁止、サーバーに負荷がかかりすぎる膨大な量の売買の禁止、地域差などによるインターネットの遅延をねらったスキャルピングなどです。
スキャルピングができると規約に記載されていても、いずれかの禁止行為にあたる可能性があるため、規約には目を通しておくと安心です。
また、取引コストを下げるためにスプレッドが狭い海外FX会社、もしくは口座タイプを選びましょう。
約定力の高いことも、スリップページを防ぐなどの意味で、大事です。
スキャルピングに対する制約が比較的少ない、スキャルピングが狭い、約定力が高いなどの条件を満たした海外FX会社は以下のとおりです。
AXIORY
AXIORYは、スキャルピングに向いているECN方式を採用しています。
FX会社を通さずにインターバンク市場と直接マッチングするため、取引手数料を下げ、高い約定力を持ちます。
他の海外FX会社でもECN方式を採用していますが、AXIORYでは完全なECN方式を採用しているのがおすすめの理由です。
取引プラットフォームでは、MT5やcTraderに対応しており、特にcTraderはECN方式専用の取引プラットフォームで、スキャルピング向けの機能が豊富です。
TitanFX
TitanFXは、スキャルピングが可能で、特にブレード口座は取引コストを下げるのに最適です。
ブレード口座はECN方式を採用しており、レバレッジは最大500倍かけることが可能です。
ストップレベルがゼロに設定されているため、市場価格から近い価格に指値や逆指値を入れることができることも、おすすめの理由です。
FXPro
FXProでは、スキャルピングが可能で、AXIORYと同様に取引プラットフォームでMT5やcTraderが使用できます。
スキャルピングにおすすめの口座は、cTrader口座です。
2006年よりサービスを展開している老舗FX会社のため、安心感があります。
IS6FX
IS6FXは、スキャルピングは禁止されていませんが、取引が非常に膨大になりIS6FXの執行能力に支障をきたすと判断された場合は注文が入りにくくなると、但し書きがあります。
自動売買ソフトを自由に使ってスキャルピングでき、最大1,000倍のレバレッジを活用して大きく稼ぐことが可能です。
ただし、スプレッドが極小のプロ口座は、2021年末現在、新規口座開設を停止しているため、その他の口座タイプでは取引コストが高くなってしまいます。
また、ロスカット水準が50％と、他の海外FX会社と比較して高いため、口座残高が少ない状況でのスキャルピングは、強制ロスカットになりやすいため、注意しましょう。
まとめ
スキャルピングができる海外FXとおすすめについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- スキャルピングは超短期売買をくりかえすFX投資方法の一つ
- スキャルピングが禁止されていない海外FX会社を選ぶこと
- スプレッドが狭い、約定しやすいなどもスキャルピングに大事な要素
海外FXでスキャルピングを行いたいかたは、規約でスキャルピングが禁止されていないこと、スキャルピングに関する制限が緩いことなどを確認しましょう。
また、スプレッドが狭いことや約定率が高いこと、レバレッジやロスカット水準なども考慮に入れると良いです。
スキャルピングにおすすめの海外FX会社は、AXIORY・TitanFX・FXPro・IS6FXなどです。
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