海外FXの出金で、銀行送金はよく利用されます。
利用する銀行により、手数料や着金までの時間が大きく異なり、中には出金に利用できない銀行もあります。
そんな中、海外FX会社のXMは、便利な国内銀行送金が利用できます。
この記事では、海外FXの出金におすすめの銀行と注意点、XMの利益出金に使えるおすすめの銀行を紹介します。
海外FXの出金におすすめの銀行と注意点
海外FXの出金には、インターネットバンキングに対応した銀行の利用がおすすめです。
パソコンやスマホアプリで、オンライン上で残高確認などができ、便利なためです。
その他にも、手数料の安さや送金スピードに加え、海外送金がスムーズに有利にできる銀行選びが大事です。
ソニー銀行は、200か国以上で利用でき、海外送金の受取手数料が無料です。
外貨を外貨のままで海外送金することにより、リフティングチャージを回避することが可能です。
着金までの時間が非常に早いことから、海外FXトレーダーに愛用されています。
SMBC信託銀行プレスティアも、ソニー銀行と同様にリフティングチャージを回避できます。
送金方法が、インターネットだけでなく窓口・郵送・電話など多岐にわたるのが特徴です。
楽天銀行は実店舗のないネット銀行で、豊富な楽天ポイントの受け取り方や使い方、手数料の安さが特徴です。
出金手数料など、各種手数料も他の銀行と比較して安く設定されています。
その他にも、大手の銀行を中心におすすめの銀行はありますが、逆に出金に海外FXの出金に利用できない銀行もあります。
それは、SWIFTコードがない銀行です。
SWIFTコードとは、銀行ごとに割り当てられた8桁または11桁の英数字で、国際的に承認された金融機関識別コードです。
SWIFTコードは銀行間の国際送金などを行う際に、必要となります。
そのため、SWIFTコードに対応していない銀行は、海外FXの出金に対応できません。
イオン銀行のように、SWIFTコードがあるにも関わらず、海外送金サービスを提供していない銀行もあるため、注意しましょう。
XMの利益出金に使えるおすすめの銀行
XMは、以前は海外銀行送金を採用していましたが、現在では国内銀行送金を採用しています。
そのため、手数料が大幅に安くなり、着金までの時間も1~2営業日と、とても短くなりました。
XMでは、ゆうちょ銀行・新生銀行・PayPay銀行・セブン銀行・じぶん銀行・みずほ銀行(インターネット支店のみ)などは出金先の銀行として指定できないため、注意しましょう。
XMのトレードで得た利益は、国内銀行送金以外の方法では出金できません。
そのため、できるだけ有利な条件で出金できる銀行選びが大事です。
ソニー銀行やSMBC信託銀行プレスティアはリフティングチャージが回避できるため便利でしたが、XMで海外銀行送金が利用できなくなり、代わりに国内銀行送金のみ利用可能となったため、そのメリットはあまり感じられなくなりました。
とはいえ、これらの銀行が海外送金に力を入れ、利用しやすいのは間違いありませんし、他の海外FX会社とXMを併用する場合、他の海外FX会社が海外銀行送金のみの利用となることもあるため、選択肢としては悪くありません。
楽天銀行やSBIネット銀行などのネット銀行は、ポイントが貯まったり、送金やATM利用無料サービスがあったりするためおすすめです。
ただし、ネット銀行には利用可能なATMが限られる、窓口がないためいざという時に対面での相談ができない、サーバーダウンやメンテナンスその他の事情で使えない時間帯があるなどのデメリットも考慮すべきでしょう。
まとめ
海外FXの出金におすすめの銀行と注意点、XMの利益出金に使えるおすすめの銀行について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 海外FXの出金は、インターネットバンキングに対応している、リフティングチャージを回避できるなどの銀行が有利
- XMは国内銀行送金が利用でき、幅広い銀行で海外FXの出金が可能
- SWIFTコードがないなどの理由により海外FXの出金ができない銀行があるため注意が必要
海外FXの出金に銀行を利用する機会は多いため、手数料や出金スピード、海外送金の便利さなどを基準に選びましょう。
XMでは国内銀行送金が利用できるため、普段利用している銀行の多くで海外FXの出金が可能ですが、ソニー銀行・SMBC信託銀行プレスティア・楽天銀行などが特におすすめです。
一方で、ゆうちょ銀行や新生銀行など、XMへの出金に利用できない銀行もあるため、出金前に確認することが大切です。
また、出金の際は出金スピードが早いかどうかも重要です。
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