海外FXをする時に、リクオートなしの海外FX会社を選ぶことが大事ですが、そもそもリクオートとは何か、理解していないかたも多いでしょう。
リクオートとは、FX会社が約定を拒否し、レートを再提示してくることです。
この記事では、リクオートなしの海外FX会社とおすすめを紹介します。
リクオートなしの海外FX会社とおすすめ
FXを行う際、重要指標の発表など相場が大きく動くタイミングがあります。
そのような時であっても、本来は相場の動きに対してトレーダーが希望する価格で約定するのが普通です。
ところが、FX会社の一部では、トレーダーが希望した価格では約定されず、FX会社にとって都合が良いレートで約定される、リクオートが行われます。
リクオートが行われるのは、DD(ディーリングデスク)方式を採用していることが多いです。
DD方式の場合、スプレッドが狭い反面、トレードの際に仲介するFX会社が注文をインターバンクに流すか否かを判断します。
つまり、DD方式ではトレーダーが希望した価格で約定されない可能性があります。
これは、FX会社とトレーダーが利益相反の関係にあるためで、重要指標の発表後など相場が急変し、FX会社にとって損失があると判断された場合に約定拒否されるのです。
それに対し、NDD(ノンディーリングデスク)方式を採用しているFX会社では、トレーダーの注文が直接インターバンクに届くため、トレードの透明性が確保されます。
DD方式は国内FX会社に多いですが、海外FX会社の多くはNDD方式を採用しています。
ただし、NDD方式でもSTP方式やECN方式など様々な種類があり、必ずしも希望する価格で約定するとは限りません。
ここで、NDD方式を採用し、リクオートがないおすすめの海外FX会社をいくつか紹介します。
XM
XMは、非常に多くの日本人が利用する海外FX会社で、その理由にリクオートがないことが挙げられます。
最大レバレッジが888倍で、口座開設ボーナスや入金ボーナスをもらうことができ、ロスカット水準が20%なことなど、リクオートがないこと以外にも様々な魅力があります。
金融ライセンスは世界4か国分あり、安心感を選ぶなら、XMが最も優れています。
TITANFX
TITANFXは、業界トップクラスの狭いスプレッドでありながら、約定力が非常に高く、リクオートがない海外FX会社として知られています。
TITANFXもNDD方式を採用していますが、特にECN方式のブレード口座は直にインターバンクに注文を流すため手数料が安いですが、安定性を求めるならSTP方式のスタンダート口座の方が適しています。
両建てやスキャルピングに制限を設けていませんが、ボーナスの付与はありません。
IS6FX
IS6FXは、約定スピードが0.29秒と非常に高速で、リクオートは基本的にありません。
注文に関することや、執行方法、IS6FXでなぜ約定拒否が起きないかなどを、公式Webサイトで公開しており、新興の海外FX会社とはいえ信頼が持てます。
まとめ
リクオートなしの海外FX会社とおすすめについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- リクオートはFX会社が約定拒否し、レートを再提示してくること
- 海外FX会社の多くがNDD方式を採用しているため、リクオートは起こりにくい
- リクオートなしでおすすめの海外FX会社はXM・TITANFX・GEMFOREX・IS6FXなど
リクオートとはFX会社が約定拒否し、レートを再提示することで、これは主にDD方式を採用するFX会社で発生します。
国内FX会社の多くがDD方式を採用していますが、海外FX会社ではNDD方式を採用し、注文を直接インターバンクに通すため、リクオートは原則として発生しないと考えて良いです。
リクオートなしとはいえ、NDD方式にも様々な種類があり、約定率や約定スピードにも差異があるため、XMやTITANFX・IS6FXなどの海外FX会社がおすすめです。