Tradeviewは、トレード環境を重視したい中上級者のトレーダーに適した海外FX業者です。
Tradeviewには出金方法がとても多く、どの出金方法が良いか、戸惑うことがあるかもしれません。
この記事では、Tradeviewの出金方法ごとの出金スピード(日数・時間)、Tradeviewで出金する際の出金時の注意点について解説します。
Tradeviewの出金方法ごとの出金スピード(日数・時間)
Tradeviewは、2004年に創業した海外FX業者で、ボーナスなどのキャンペーンは行わずにトレード環境やトレードツールの充実、スプレッドの狭さを売りにしています。
海外FX初心者にとっては、口座開設方法やトレードのルール、取引プラットフォームの操作の難しさ、ボーナスがないことなどから、あまりおすすめではありません。
その代わり、FX会社中級者以上にとっては、スプレッドの狭さや手数料の安さなどが有利に働き、大きく稼ぐことが可能なためおすすめです。
透明性がとても高く、スキャルピングや自動売買が問題なく行われることも特徴です。
Tradeviewの出金方法は、公式Webサイトによると10以上ありますが、NETELLERなど日本人が利用できない出金方法も含まれています。
Tradeviewの出金方法のうち、利益分を出金できるのが海外銀行送金、bitwallet、STICPAY、bitpay、Upholdです。
また、Tradeviewの出金方法で利益分を出金できないのがクレジットカード・デビットカード、その他のオンラインウォレットです。
利益分を出金できないオンラインウォレットは、日本在住者向けサービスを停止もしくは終了しているものや、日本語に対応していないものもあるため、説明を省きます。
クレジットカード・デビットカードの出金は、入金した金額の返金処理とされます。
出金スピードはカード会社により大きく異なり、1週間程度で出金されることもありますが、数か月を要することもあります。
購入のキャンセルにより返金処理するという形式を取るため、そのための審査等に時間がかかる可能性があるためと考えられます。
海外銀行送金は、クレジットカード・デビットカードなどの入金により得た利益を出金するのに便利で、出金スピードは数日~1週間程度かかります。
中継銀行を経由する関係で、国内銀行送金と比較すると時間がかかるためです。
bitwalletとSTICPAYは、出金申請後、審査が通った後、各オンラインウォレットへの出金反映が即時に行われます。
オンラインウォレットに出金が反映された後、国内銀行等にあらためて出金を行う必要があります。
出金スピードはとても早いため、出金スピード重視のかたにはおすすめの出金方法です。
bitpay、Upholdはともにビットコインによる出金が可能ですが、日本語に対応していません。
また、bitpayの出金スピードが即日可能なのに対し、Upholdは2~5営業日程度かかります。
いずれにせよ、ビットコインの送金はトランザクションの関係により出金スピードが大きく左右されることがあるため、注意が必要です。
Tradeviewで出金する際の出金時の注意点
Tradeviewで出金するに当たり、いくつかの注意点があります。
まず、クレジットカード・デビットカードへの出金は、他の全ての出金方法に優先して行われます。
クレジットカード・デビットカードは入金に便利なため利用するかたが多いでしょうが、出金までの流れを考えると、あまり多用すべきではないです。
そして、原則として出金方法は入金方法と同じである必要があります。
クレジットカード・デビットカード等で入金し、利益分を海外銀行送金で出金しようとしても、事前に入金した実績がないと出金できないことがあるため、注意しましょう。
オンラインウォレットは便利で出金スピードが早いのがメリットですが、サービス終了のリスクが高いです。
また、事前にオンラインウォレットの口座を開設しておく必要があり、オンラインウォレットから国内銀行に送金する際に、別途手数料が発生します。
bitwalletから出金する場合、824円(キャンペーン等で安くなることあり)の出金手数料がかかり、3営業日程度で出金が反映されます。
STICKPAYから出金する場合、800円+出金額の2%の出金手数料が必要となります。
利益分の出金方法として安定しているのが海外銀行送金ですが、海外銀行送金は手数料が高いのがデメリットです。
Tradeviewの海外銀行送金での出金には、1送金当たり35米ドルの出金手数料がかかります。
それに加え、送金先の国の銀行が中継銀行となり、そこで受取手数料が別途発生してしまいます。
この受取手数料が、2,500円前後となるため、合計すると6,000円以上の手数料となります。
Tradeviewで出金可能な銀行は、SWIFTコードを持っている必要があります。
SWIFTコードとは、国際標準化機構で承認された金融機関識別コードを指し、地方銀行やネット銀行などでSWIFTコードを持っていない金融機関は利用できない可能性があります。
口座情報は全てローマ字で入力する必要があり、名義や住所が間違っていると出金できないことがあるため、正確に記入し、間違いがないかチェックしましょう。
その他、Tradeviewから出金できないなどのトラブルが発生した場合は、Tradeviewのサポートに連絡しましょう。
Tradeviewのサポートは対応が早いことで有名で、日本語にも対応しているため安心です。
ただし、日本語対応はメールのみで、ライブチャットや電話は英語のみの対応となります。
まとめ
Tradeviewの出金方法ごとの出金スピード(日数・時間)、Tradeviewで出金する際の出金時の注意点について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- Tradeviewの出金方法は多いが、日本人が利用できないものもある
- 海外銀行送金はクレジットカード・デビットカード等で得た利益分を出金するために使われることが多い
- bitwalletなどのオンラインウォレットは出金スピードが早く便利
TradeviewはFXの中上級者におすすめの海外FX業者で、出金方法は多いですが、日本在住者が利用できる出金方法は限られています。
クレジットカード・デビットカードの出金は最優先され、入金額が出金限度額です。
海外銀行送金は利益分を出金できますが、出金スピードが遅く、手数料も多くかかります。
bitwalletなどのオンラインウォレットやbitpayなどの仮想通貨による出金は、出金スピードが早くて便利ですが、サービスが終了するリスクや別途手数料が発生する可能性などがあり、海外銀行送金と比較すると安定性に欠けます。