海外FX業者を選ぶ際に、新規口座開設時や、入金時にもらうことができるボーナスを基準にするかたは多いです。
ところが、ボーナスがあるからといって、必ずしもお得とは限らず、総合的な視点で判断すべきでしょう。
この記事では、海外FX業者のTradeviewに口座開設、入金ボーナスはあるかどうかを説明し、Tradeviewの口座を開設すべきか否かについて考察します。
Tradeviewに口座開設、入金ボーナスはある?
海外FX業者の中には、新規に口座開設する際や、FX口座への入金時などにボーナスが付与される業者があります。
それらのボーナスを活用すると、投資資金が少ないかたやいきなり大金でトレードするのが不安なFX初心者でも、安心してトレードを開始することが可能です。
ところが、海外FX業者のTradeviewには、新規口座開設時のボーナスも、入金ボーナスもありません。
他の日本人が利用しやすい海外FX業者の中には、3,000円~30,000円程度の口座開設ボーナスや、最大100%の入金ボーナスをもらうことができるところがあるため、Tradeviewに口座開設をすると損だと思われるかもしれません。
では、ボーナスがないと本当に損なのでしょうか?
まず、口座開設ボーナスは、初期費用なしでもトレードを開始できるというメリットがあります。
しかし、その口座開設ボーナスの付与は一度限りです。
つぎに、入金ボーナスは入金ごとにもらうことができ、特に100%ボーナスだと実質的に2倍の資金量でトレードできるメリットがあります。
ところが、入金ボーナスには、出金制限や利用期限、もらうことができるボーナスの上限、最大回数などの制限が設けられているため、必ずしもお得とは言えません。
もちろん、ボーナスがないよりはあった方が良いですが、Tradeviewには口座開設ボーナス・入金ボーナスともにない代わりに、下記のようなメリットがあります。
スプレッドの狭さ
スプレッドが狭いと、取引手数料が低くなるため、取引コストの削減につながります。
特に、ILC口座のスプレッドはとても狭く、1ロットあたりの取引手数料は米ドル円で往復5米ドル程度と、業界最狭レベルです。
他の海外FX業者にも、TradeviewのILC口座と同様にスプレッドが狭い口座のある場合もありますが、それらの口座ではボーナスが付与されません。
取引プラットフォームが3種類と豊富
Tradeviewでは、MT4・MT5・CTraderと、3種類の取引プラットフォームを利用できます。
MT4は、初心者やすでに他のFX業者でMT4を使い慣れているかたにおすすめです。
MT5はMT4の後継版で、より高性能になっていますが、いまだにMT4に根強い人気があります。
CTraderは、採用しているFX業者が少なく、TradeviewでもILC口座のみ利用できる高性能プラットフォームです。
MT5もILC口座のみ利用可能ですが、画面が見やすく操作性も良いことからCTraderの方が良いです。
ただし、CTraderは手動取引には向いていますが、EAなどの自動売買の種類が少ないデメリットはあります。
運営歴16年の老舗で安心感がある
Tradeviewの創設は2004年で、FX業者の中では老舗です。
ケイマン諸島のライセンスを取得し、過去の大きな出金トラブルはないことから、信頼感の高い業者だと言えます。
トレーダーが預けた資金は外部会計機関に分別管理され、信託保全されているため、万が一Tradeviewが倒産した場合でも、最大35,000米ドルまで資金が返還されます。
取引銘柄が豊富
Tradeviewには、通貨ペア・商品CFD・仮想通貨など合計100種類以上の取引銘柄があります。
特に、アメリカのETFを取り扱う、数少ない業者の一つです。
追証なしのゼロカットシステム採用
Tradeviewでは、仮にトレードで大きく負けてしまい、口座残高が0円になったとしても、それ以上のマイナス分に関しては、Tradeview側が補填してくれます。
つまり、レバレッジをかけて大きなトレードをしても、リスクを最小限に抑えることができます。
日本語サポートが親切
Tradeviewの公式Webサイトは日本語表記で、問い合わせも日本語で対応してくれます。
お問い合わせフォームよりメール連絡するだけでなく、ライブチャットにより質問もLINEのような感覚で行うことができます。
Tradeviewは公式Webサイトの情報量がやや少なめなため、わからないことは気軽に相談してみましょう。
まとめ
Tradeviewに口座開設、入金ボーナスはあるかどうかについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- Tradeviewには口座開設ボーナス・入金ボーナスがない
- Tradeviewはボーナスがない代わりに、スプレッドが狭い・取引プラットフォームが豊富などのメリットが多い
- ILC口座のみで利用できる高性能取引プラットフォームCTraderは、手動取引におすすめ
Tradeviewには、新規口座開設のボーナス、入金ボーナスのいずれもありません。
そのため、初期費用が少ないかたや、FX初心者など不安なかたには、Tradeviewで口座開設するのはためらわれるかもしれません。
しかし、Tradeviewはスプレッドが狭く、取引プラットフォームが豊富など多くのメリットがあるため、比較検討する価値があります。
特に、トレード回数の多い上級トレーダーには、取引コストを抑えながら利益を上げることが容易なTradeviewがおすすめです。