海外FXのデメリットとリスク

  • 2019年11月26日
  • 2021年7月16日
  • 海外FX

海外FXは、国内FX業者にはない魅力が多くあり、これからはじめたいかたもいるでしょう。

しかし、海外FXには多くのデメリットやリスクがあり、それらを知らずにはじめると、後悔します。

そこで、この記事では海外FXのデメリットとリスク、海外FXのデメリットを軽減する方法を紹介します。

海外FXのデメリットとリスク

出金申請から口座着金までの時間と手数料がかかる

出金申請から口座着金までの時間と手数料がかかる

海外FX業者への入金は比較的簡単で、即日入金も可能です。

それに対し、海外FXのトレードで得た利益を出金する際に、多くの日数と手数料が必要となります。

また、出金が拒否されるリスクも高いです。

国内FX業者では、即日出金が反映されるクイック入金や、出金手数料がゼロもしくは格安のサービスを提供しているため、注意しましょう。

海外FXの出金方法は、業者により異なりますが、多くの業者で利用できる海外銀行送金を利用すると、海外FX業者の口座からあなたの口座に着金するまでに海外銀行を中継するため、その際の手数料が3,000円~4,000円程度必要です。

さらに、出金申請をしてから着金するまで、5~7営業日を要します。

クレジットカードで入金した場合は、入金した金額を上限に必ずクレジットカードの出金が優先されるため、注意しましょう。

その他にも、金融庁によるルール変更や、海外FX業者が規約を変更するなどの理由で、それまで使うことができていた出金方法が、突然停止されることもあります。


日本語サポートが不十分

海外FX業者の多くが、公式Webサイトを日本語表記し、日本語によるメールや電話によるサポート体制をとっています。

しかし、業者によって日本語サービスの質に大きな差があります。

日本における運用実績が長い海外FX業者の中には、国内FX業者と遜色ない日本語サポートを行っていることもありますが、全ての業者がそうとは限りません。

また、電話による日本語サポートを受け付けていない、メールによる返信も片言の日本語、回答までに時間がかかりすぎるなどのトラブルもあります。


信託保全がない

信託保全がない

利用している海外FX業者が万が一倒産した場合に、あなたの資産を補償するのが、信託保全ですが、海外FX業者には信託保全がないケースがあります。

国内FX業者は、金融庁に登録されているため信託保全がありますが、海外FX業者は信託保全がない、もしくは部分的に資金補償されるだけです。


スプレッドが広い

スプレッドはFX業者が独自に決めることができますが、国内FX業者と違い、海外FX業者のスプレッドは広いです。

スプレッドはFX業者の収益となるため、海外FX業者の方がより多くの手数料を支払うことになります。

そのため、スプレッドが狭いFX業者でトレードした方が、一般的に取引コストを低く抑えることが可能です。

海外FX業者の方が国内FX業者よりもスプレッドが広い理由は、取引方式が全く違うためです。

まず、国内FX業者はDD(ディーリング・デスク)方式を採用しています。

DD方式においては、トレーダーと利益が相反し、あなたがトレードして利益を得ることはFX業者にとってマイナスとなります。

そのため、トレーダーを故意に負けさせる可能性があります。

それに対し、海外FX業者の多くが採用するNDD(ノン・ディーリング・デスク)方式においては、トレーダーとFX業者との利益が相反しないため、透明性が高く、スキャルピングEAも否定されることは少ないです。

その代償として、NDD方式の海外FX業者はスプレッドが広くなっています。

これは、NDD方式においては利益を得る方法はほぼスプレッドのみのためです。


ロスカットが低め

ロスカットが低め

国内FX業者の多くは、証拠金維持率が50~100%でロスカットされますが、海外FX業者においては20~30%程度のロスカット水準を採用していることが多いです。

ロスカット水準が低い海外FX業者では、ロスカット後の口座残高が少なくなるリスクがあります。


海外FXの利益は累進課税

国内のFX業者でトレードして得た利益は、分離課税により、一律20.315%の税率が適用されます。

さらに、3年間の繰越控除や、株式投資など他の金融商品と損益通算がされるため、例えばFXのトレードで損失が生じ、翌年のFXや株式投資などで利益が発生すると、それらを通算して計算することが可能なため、節税効果があります。

しかし、海外FXでトレードして得た利益は国内の税制は適用されないため、税率は累進課税として扱われ、分離課税・繰越控除・損益通算は適用されません。

海外FX業者で330万円を超えて利益が発生した場合、30~55%の税率が適用され、不利となります。

海外FXのデメリットを軽減する方法

bitwalletなどの出金方法を利用する

bitwalletなどの出金方法を利用する

海外FX業者の中には、オンラインウォレットのbitwalletやスティックペイなどを利用した、国際決済サービスによる出金方法を採用している業者があります。

特に、bitwalletは出金手数料が格安で、出金申請をしたその日に着金されるため、とても便利です。

ただし、bitwalletなどの出金方法を採用していない業者が多い上、XMやAxioryのようにこれまで利用可能だったオンラインウォレットが使えなくなるなどの規約変更もあるため、注意しましょう。


日本語サポートや信託保全がある海外FX業者を選ぶ

日本語サポートの質が高い海外FX業者を利用すると、トラブルが発生した時に安心です。

見分ける基準は、公式Webサイトで不自然な日本語がないか、直訳の日本語になっていないか、口コミなどで悪い評判がないかなどが参考になります。

また、海外FX業者の中には任意で信託保全をしてくれる場合があります。


独自のロスカット基準を決めておく

独自のロスカット基準を決めておく

海外FX業者のロスカット水準は低いため、ロスカットされにくい反面、いったんロスカットされてしまうと、口座残高が低くなってしまいます。

それを避けるために、自分でロスカット基準を独自にもうけておくと良いです。

そのためには、総資金の○%を下回ると必ずロスカットするなど、あなたなりのルールを決め、それを忠実に実行することが、デメリットの軽減につながります。

まとめ

海外FXのデメリットとリスクのまとめ

海外FXのデメリットとリスク、海外FXのデメリットを軽減する方法について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

まとめ
  • 海外FX業者は出金の時間や手数料が多くかかる
  • 海外FX業者の日本語サポートは業者により差がある
  • 海外FX業者はスプレッドが広くロスカットが低め

海外FX業者は高いレバレッジで大きな利益を得るチャンスがある反面、いくつかのデメリットリスクがあります。

海外FX業者は、出金に時間を要し、手数料が数千円程度と高めです。

bitwalletなどのオンラインウォレットが使える場合は、手数料が安く着金までの時間がかかりません。

海外FX業者の日本語サポートは、業者により大きく差があるため、公式Webサイトの日本語文章や口コミなどを参考にしましょう。

海外FX業者は、国内FX業者と比較してスプレッドが広く、ロスカットが低めのため、それをふまえたトレードをしましょう。

また、海外FX業者では日本の分離課税や3年間の繰越控除、他の金融商品との損益通算は適用されず、累進課税となるため、税制上不利です。

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