MT4では複数チャートを表示して、テクニカル分析やチャート分析ができますが、海外のツールなのでデフォルトのチャートデザインが白黒で見づらく感じる人も多いと思います。
▼MT4のチャートのデフォルトカラー
慣れるとデフォルトデザインも見やすいですが、MT4/MT5ではチャートカラーを自由に変更可能なので、本ページではチャートカラーを変更する方法を見ていきたいと思います。
MT4/MT5でチャートのカラーを変更する方法
- メニューバーから、チャート>プロパティを選択
- チャート上で右クリックを押して、プロパティを選択
- チャートを選択した状態でF8を押す
MT4でチャートのカラーを変更するには、チャートを選択した状態でメニューバーの「チャート」の中にあるプロパティを選択すると、カラーの選択画面が表示されます。
チャート画面で右クリックをしても同じメニューが出ますので、その中からプロパティを選択しても同じカラーの設定画面になります。
また、チャートを選択した状態でキーボードのF8を押すことでもカラーの設定画面が開きますので、好きな方法で設定画面を開きましょう。
カラーの設定画面では以下の項目の配色を選択することができます。
- 背景色
- 前景色
- グリッド
- 上昇バー
- 下降バー
- 上昇ローソク足
- 下降ローソク足
- ラインチャート
- 出来高
- Bidライン
- Askライン
- ラストプライスライン
- ストップレベル
個別の項目のカラーを設定することもできますし、MT4側で用意したデフォルトの配色を基本配色で選ぶこともできます。
基本配色には「Yellow on Black」「Green on Black」「Black on White」の3種類があります。
▼Yellow on Black
▼Green on Black
▼Black on White
どれもシンプルで見やすい配色になっています。
管理人は株や国内FXのローソク足配色に慣れていたので、以下のように設定しています。
黒背景をベースに、ローソク足の上昇を明るい青、下降を赤に設定しています。
DMM FXのツールのデフォルトチャートを見ながらカラーの設定をしていったので、そちらに似た配色になっていると思います。
設定項目を見てもらえばわかりますが、かなり自由にカラーの設定ができます。
サクッとデフォルトカラーにしても良いですし、ご自身の好きな配色を設定するのも良いのでやってみてください。
MT4/MT5でチャートのカラーを保存する方法
チャートのカラーを設定しても、設定した一つのチャートにしか反映されず、その他のチャートには反映されませんし新規でチャートを追加した場合にはデフォルトの配色になります。
カラーを他のチャートに反映させるには、「定形チャート」に保存をしておきその他のチャートに反映していく必要があります。
一度定形チャートに保存しておけば、後は2クリックで簡単にカラーを他のチャートに反映していくことができます。
定形チャートを保存するには、メニューのチャートを選択し、その中の定形チャート>定形チャートの保存を選択します。
すると、今選択しているチャートの設定を定形チャートとして保存することができます。
カラーの設定と同様、チャート上で右クリックをすることでも定形チャートの項目がありますので、こちらからも定形チャートの保存ができます。
定形チャートの設定はテンプレートファイルとして保存することになるので、わかりやすい名前をつけて保存しておきましょう。
他のチャートに反映させるには、同じようにチャート>定形チャートと進み、定形チャートの読み込みを選択すると保存した定形チャートの設定が反映されます。
定形チャートでは以下の項目の保存がされていますので、反映もこれらの項目がされます。
- チャートのタイプ・色
- カラーダイアグラム
- チャートスケール
- 四本値の表示、ラインの表示/非表示
- 日付区切り
- 添付されたテクニカル/カスタム分析とそれぞれの設定 (罫線分析ツール)
- オブジェクト(トレンドライン、水平線、チャネル、フィボナッチ等のライン類)
- 適用するエキスパートアドバイザーとそのパラメータ
MT4ではチャートに細かな設定をすることができますので、カラー以外にもお気に入りの設定を保存しておいて、使いやすいチャートにカスタマイズしていきたいですね。
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