ダブルトップ・ダブルボトムの意味とトレードへの活かし方

  • 2021年2月25日
  • 2021年7月16日
  • 海外FX

FXや株式投資などで用いるチャートには、様々なチャートパターンがあり、トレンドの継続や転換などの動きを予測し、売買ポイントを決めるために活用されます。

その中でも信頼度の高いチャートパターンの一つが、ダブルトップダブルボトムです。

この記事では、ダブルトップ・ダブルボトムの意味とトレードへの活かし方について説明します。

ダブルトップ・ダブルボトムの意味とトレードへの活かし方

ダブルトップ・ダブルボトムの意味とトレードへの活かし方

ダブルトップとは
  • 相場が上昇から下降に転ずる時に、チャートの天井付近に現れるチャートパターン

上昇トレンドから高値を付けた後に反落し、再び高値を付けた後に下降トレンドに移行するのが特徴で、アルファベットの「M」の形になります。

ダブルボトムとは
  • ダブルトップの逆で、相場が下降から上昇に転ずる時にチャートの底辺付近に出現

下降トレンドから安値を付けた後に反転上昇し、2度目の安値を付けた後に上昇トレンドに移行し、アルファベットの「W」の形になります。

ダブルトップやダブルボトムが頻繁にチャート上に登場する理由は、投資家心理が関わっています。

ダブルトップを例にとると、上昇トレンドとなっているため、さらに最高値を更新し続けるとの期待から、買いが買いを呼ぶ集団心理がはたらきます。

このような状態はバンドウォーク状態と呼ばれ、他の人が買うから自分も買わなければ損、という心理がはたらき、近年では仮想通貨がそのような状態になっています。

ところが、永遠に最高値が更新され続けることはなく、いつかは反落するタイミングがあります。

いったんはチャートが下降しても、上昇トレンドのため、また買いが入りますが、2度目の上昇で最高値を更新しないとしましょう。

この時、トレンドに対する不信感やだましへの警戒、大口投資家によるしかけ、インサイダーではないかなど、様々な心理が働き、それがネックラインを下回ってしまうと、急に売りを考える心理が強くなります。

この時のネックラインとは、最初の高値を形成した後の安値で引いたラインで、「M」の字の真ん中の部分で横に線を引いたものです。

ネックラインよりも安値が付くと、上昇時以上の勢いで下降することが多いです。

ちなみに、高値が2回ではなく3回あり、その後下降トレンドに移行するパターンもあり、三尊天井(トリプルトップ)と呼ばれます。

ダブルトップ・ダブルボトムのトレードへの活かし方はシンプルで、ダブルトップを形成したら売り、ダブルボトムを形成したら買いです。

とはいえ、単純に「M」や「W」の形をチャート上に発見したからといって、そのままパターンどおりに動くとは限りません。

チャートには必ずだましがあり、またテクニカル的な要因だけでなくファンダメンタル的な要因、つまり戦争や災害、要人発表、その他の要因によってもチャートが影響を受けるためです。

ダブルトップやダブルボトムの信頼性を高めるために、まずはなるべく大きな時間足で探しましょう。

長い時間足であるほど、より多くの投資家の心理が反映されているためで、短い時間足はだましの可能性が高くなります。

次に、ダブルトップやダブルボトムの部分だけでなく、その前のチャートの動きを見て本当に上昇トレンドや下降トレンドになっているかどうかを見極めましょう。

レンジ相場では、ダブルトップやダブルボトムの法則があまり当てはまらず、市場参加者が少ないなど、ゆるやかな相場の時も同様です。

逆に、重要指標発表直後などボラティリティが非常に激しい相場では、ダブルトップやダブルボトムのように見えて、全く予想外の値動きをすることもあるため、要注意です。

また、2回の高値や安値が、全く同じとは限りません。

ダブルトップを例にとると、「M」の左側が高いパターン、左右が同じ高さのパターン、右側が高いパターンがあります。

左側が高い場合、2度目の上昇は勢いが弱く、売り圧力が強いと考えられます。

左右の高さが同じ場合、この値がレジスタンスラインとしてはたらいている可能性が高く、ダブルトップへの信頼性が強くなります。

右側が高い場合は、最高値を2度更新しているということで、上昇トレンドがまだ続くのでは、との見極めが難しいことがあります。

買いポジションを持っているかたによる損切りのための売り注文と、新規買いをねらっているかたとの思いがネックライン付近で交錯していることがあり、自信がない場合は手を出さない方がよいかもしれません。

具体的なエントリーポイントは、ダブルトップの場合はネックラインを下回った時、ダブルボトムの場合はネックラインを上回った時です。

ネックラインを引く際、ローソク足のチャートを使っているかたは、ヒゲの部分を基準として引くと良いです。

ダブルトップ後、ダブルボトム後のトレンドは長続きしないことも多いため、適切なタイミングで利確することをおすすめします。

まとめ

ダブルトップ・ダブルボトムの意味とトレードへの活かし方のまとめ

ダブルトップ・ダブルボトムの意味とトレードへの活かし方について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

まとめ
  • ダブルトップは相場が上昇から下降に転ずる時、ダブルボトムは相場が下降から上昇に転ずる時に現れる
  • ダブルトップ・ダブルボトムは相場の転換点を意味し、売買エントリーのチャンス
  • ネックラインを活用し、だましにひっかからないことが大事

ダブルトップ・ダブルボトムは信頼性の高いチャートパターンで、トレンドの転換点を意味します。

ダブルトップ・ダブルボトムは投資家心理を反映するため、パターンどおりに動くことが多いですが、だましや大口投資家のしかけなどもあるため、見極めが必要です。

ネックラインを意識し、売買エントリーのポイントや利確、損切りなどに活かすことが大事です。

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