海外FX業者のAXIORYは、プロのトレーダーが好む、質実剛健なFX取引所です。
他社にはあまり見ることができないプラットフォームや、自社の利益よりも顧客の利益を増やそうとする顧客第一主義が特徴です。
この記事では、AXIORYのメリットとデメリットを紹介します。
AXIORY(アキシオリー)のメリット
cTraderが使える
AXIORYでは、MT4の他にも、高性能な次世代型プラットフォームのcTraderを使うことができます。
MT4は2005年にリリースされた歴史の古いプラットフォームで、海外FX業者の多くが採用しており、国内FX業者の一部も採用しています。
MT4の後継機としてMT5が開発されています。
MT5は約定力がアップしているなど高性能になっていますが、カステムインディケータやEAが少ないなどのデメリットもあるため、MT4を使い続けているトレーダーの方が多いです。
それに対し、Spotware Systems社が開発したcTraderは、MT4と似た機能を持ちながらも、以下のような不満点を解消しています。
時間足
まず、MT4では時間足が9種類と少なく、精密なトレードには不向きでした。
ところが、cTraderでは1Tick足から月足まで、39種類もの時間軸に対応しています。
これは、MT5の21種類をも上回ります。
ワンクリック注文
また、cTraderはワンクリック注文にも対応し、MT4と比較して約定が早いため、スキャルピングをするかたにとって大きなメリットがあります。
その他
その他、cTraderでは板情報の確認やチャート画面とウィンドウの切り離しが可能、チャート情報をサーバーに保存できるなど、プロのトレーダーがストレスを感じずにトレードできる要素が多くあります。
cTraderを使うことができるFX業者はほとんどないため、それだけでAXIORYを使うメリットがあります。
スプレッドが高水準
AXIORYには、MT4スタンダード口座・MT4ナノスプレッド口座・cTraderスタンダード口座・cTraderナノスプレッド口座の4種類の口座があります。
このうち、ナノスプレッド口座はスプレッドがFX業界で最も狭い水準のため、おすすめです。
ただし、ナノスプレッド口座の取引は、ECN成約手数料として3米ドル(往復の場合、6米ドル)が必要です。
AXIORYは無料で複数の口座開設が可能なため、スタンダード口座とナノスプレッド口座を一つずつ開設し、状況に応じて口座を使い分けると良いでしょう。
ノン・ディーリングデスク(NDD)方式を採用
AXIORYではディーリングデスク(以下、DD)方式、つまりトレードに際し、間にFX業者のディーラーを仲介する方式ではなく、ノン・ディーリングデスク(以下、NDD)方式を採用しています。
DDの場合は、あなたがトレードした場合、金融機関等に直接注文するのではなく、FX業者が注文を決済します。
そのため、あなたのトレードが金融機関等に注文されるかどうかは、FX業者の裁量によって左右されます。
国内FX業者はDDを採用しており、海外FX業者はNDDが多いですが、一部DDを採用しています。
DDは価格操作や約定拒否などが考えられるため、公平性や透明性に欠けます。
特に、スキャルピングで大きく利益を上げたい場合、NDDの方が圧倒的に有利です。
AXIORYは顧客利益最大化の観点から、DDではなくNDDを採用しています。
NDDには、スプレッドに業者の利益を上乗せするSTP方式と、参加者同士が注文をぶつけ合うECN方式の2種類があります。
AXIORYでは、スタンダード口座でSTP方式、ナノスプレッド口座でECN方式を用いています。
資金の入出金方法が多彩
AXIORYでは、複数の入出金方法が選択できます。
- 国内銀行送金
- 海外銀行送金
- クレジットカード
- デビットカード
- スティックペイ(オンラインウォレット)
- ネッテラー(オンラインウォレット)
- スクリル(オンラインウォレット)
- ビットコイン
入出金手数料は無料の場合が多いですが、送金手数料や振込手数料などがかかる場合があるため、注意が必要です。
クレジットカードやオンラインウォレットによる入出金の場合はリアルタイム決済が行われますが、その他の方法では入金や出金が反映されるまで、数時間~数日を要することがあります。
高レベルのサポート体制
AXIORYは、世界7か国の言語に対応したカスタマーサポートが常駐し、日本語サポートのレベルが高いです。
メールの他、日本時間で月曜~金曜の13時~21時であれば、オンラインチャットによる質問も可能です。
初心者の質問に対してもわかりやすく答えてくれる上、MT4やcTraderの詳細や使用方法、テクニカルな問題、法務や経営に関する問題などの高度な質問に対しても、上級オペレーターによる回答を受けることが可能です。
さらに、苦情やクレームが生じた場合にも、AXIORY苦情受付窓口に日本語で問い合わせができます。
AXIORY(アキシオリー)のデメリット
ボーナスがほとんどない
AXIORYはスプレッドの狭さや手数料の安さが特徴ですが、その代わり入金キャンペーンなどのボーナスがほとんどありません。
国内FX業者の多く、さらには海外FX業者でも魅力的なボーナスが常時開催されているため、それと比較するとAXIORYはやや物足りないかもしれません。
初回の最低入金額が2万円
トレードするために口座に入金する際、最低でも2万円の入金が必要です。
慣れるまでは少額の入金でトレードしたい、というかたには少しハードルが高いかもしれません。
AXIORYではデモ口座の開設が可能なため、まずは無料でデモ口座によるトレードを行い、操作方法に慣れてから実際のトレードをする方法もあります。
Jumioによる顔認証が面倒
AXIORYで口座を開設する際、本人確認のためにJumioによる顔認証が必須となっています。
これは、運転免許証・パスポート・その他身分証明書(マイナンバーカードなど)をカメラでキャプチャし、さらにあなた自信の顔写真をキャプチャして、送信します。
顔認証が完了すると本人確認が完了しますが、画質が悪い場合や操作ミスがあるとエラーとなり、再度やり直す必要があります。
まとめ
AXIORYのメリットとデメリットについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- AXIORYは次世代型プラットフォームのcTraderを使うことができるなど、プロのトレーダーが好む海外FX業者
- AXIORYはスプレッドが狭く、NDDを採用するなど顧客の利益を重視している
- AXIORYにはボーナスが少ないなどのデメリットもある
AXIORYは、MT4に加えてcTraderを使うことができ、スプレッドが高水準なことやNDDを採用していることなどから、プロのトレーダー向きの海外FX業者です。
日本語サポートも充実しており、安心して利用できます。
その反面、ボーナスがほとんどなく、初回入金が2万円以上必要などのデメリットもあります。