FXにおけるレバレッジとは、てこの原理を利用し、証拠金を担保として自己資金の何倍もの取引を可能とするしくみです。
レバレッジの倍率が高い方が、より少ない自己資金で大きな取引が可能となりますが、その反面、リスクも大きくなるため慎重な取引が必要とされます。
この記事では、日本国内のFX会社の最大レバレッジ、規制以上の高レバレッジでFX取引する方法(国内・海外)について紹介します。
日本国内のFX会社の最大レバレッジ
日本国内のFX会社は、日本の金融庁の管轄にあり、国内の法律に従います。
そして、日本国内では2010年にレバレッジ規制が行われ、最大で25倍までしかレバレッジをかけることができません。
レバレッジを25倍に規制している理由は、投資家保護のためとされています。
実際に、投資初心者が損切りを考えずにポジションを長期間持ち続け、大きな損失となった結果、巨額の借金を抱えたり、自己破産したりするケースは枚挙に暇がありません。
FX誕生当初はレバレッジ規制は法的には存在せず、各FX会社に任されていました。
そのような状態ではトラブルが現在よりも多発しており、2005年以降は金融先物取引法の制定を皮切りに、規制が進んできました。
それでもレバレッジが400倍程度のFX会社が多く、個人投資家レベルでは返済しきれない借金を負うケースが多かったため、国内初となるレバレッジ規制として、最大50倍とする通達が2009年に出されました。
さらに最大レバレッジは25倍になり、現代に至ります。
そのため、国内のFX会社で取引する限り、最大25倍までしかレバレッジをかけることができず、それ以上のハイレバレッジで取引したいかたは、海外FX会社を利用することとなります。
規制以上の高レバレッジでFX取引する方法(国内・海外)
国内で最大レバレッジ25倍までしか利用できないため、規制以上の高レバレッジを採用している海外FX会社を探し、利用すると良いでしょう。
海外FX会社は日本の金融庁の規制を受けないため、数百倍~数千倍のレバレッジをかけることが可能です。
最大レバレッジは海外FX会社により異なり、平均的には400倍~500倍程度です。
最大レバレッジは、口座タイプや口座の資金量などにより調整されることがあります。
海外FX会社の多くが日本語に対応しているため、安心して利用できます。
ただし、金融ライセンスを取得している海外FX会社を選んだ方が、より安心感が得られます。
レバレッジが高くなることにより、資金を失うリスクも高まりますが、海外FX会社の多くが追証なしのゼロカットシステムを採用しており、口座内資金以上の損失は発生しないしくみとなっています。
まとめ
日本国内のFX会社の最大レバレッジ、規制以上の高レバレッジでFX取引する方法(国内・海外)について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 日本国内のFX会社の最大レバレッジは25倍に限られている
- 規制以上の高レバレッジで取引するには、海外FX会社を利用する方法がある
- 海外FX会社では最大数百倍~数千倍のレバレッジを利用できる
日本国内のFX会社は金融庁に規制されているため、最大レバレッジは25倍に限られます。
最大レバレッジ25倍では物足りないかたは、最大レバレッジが数百倍~数千倍で取引できる海外FX会社を利用するという方法があります。
海外FX会社の多くは日本語に対応し、日本語サポートを受けることができます。