FXと同様に人気が高いCFD取引ですが、FXと比べてあまり広く知られていないため、これまでCFD取引をためらっていたかたも多いのではないでしょうか?
そんなかたにおすすめなのが、大手GMOインターネットグループの傘下、外貨ex byGMOが提供するCFD口座の開設です。
この記事では、外貨exのCFD口座の特徴と取り扱い銘柄、スプレッドについて説明します。
外貨exのCFD口座の特徴と取り扱い銘柄、スプレッド
外貨ex byGMO(以下、外貨ex)は2003年に設立された証券業を営む会社としてスタートしましたが、2021年9月よりGMOインターネットグループの傘下に入り、外貨exに社名変更しました。
外貨exは、スマホアプリの使いやすさなどで人気を博しましたが、サービス内容が少ないのが欠点でした。
そんな外貨exで、2023年4月17日よりCFD口座の開設が可能となりました。
CFD取引の開始に合わせ、外貨exでは外貨exのCFD口座開設者にクオカードをプレゼントするなどのキャンペーンを行ったこともあり、多くのCFD口座が開設されています。
外貨exのCFDの特徴は、取引手数料0円、取扱銘柄が豊富、スマホのみでトレードが完了することです。
外貨exのCFD取引では、取引手数料・口座維持手数料・ロスカット手数料・外貨を除く出金手数料などが完全無料です。
その代わり、売値と買値の差額分の、スプレッド分は手数料として支払うこととなります。
外貨exでは、FX通貨ペアに関してはスプレッドを随時公開していますが、CFD商品のスプレッドに関しては、サービス提供から間もないためか、まだはっきりとは判明しません。
とはいえ、FX通貨ペアでは業界最狭クラスのスプレッドをほこっているため、CFD商品のスプレッドもかなり狭いと予想されます。
外貨exが取り扱うCFDの種類は、株価指数CFDと商品CFDとに分かれます。
株価指数CFDは、日本225(日経225先物)・米国30(NYダウ先物)・米国S500(S&P500)・米国NQ100(NASDAQ100先物)・米国NQ100ミニ(NASDAQ100先物ミニ)で、最大レバレッジは10倍です。
商品CFDは、金スポット・銀スポット・WTI原油・天然ガスで、最大レバレッジは20倍です。
CFD銘柄の数は他と比較すると必ずしも多いとは言えませんが、メジャーな銘柄はそろっており、初心者にトレードしやすい米国NQ100ミニなどもあるため、これからCFD取引を開始したいかたにはぴったりです。
レバレッジをうまく活用することによる少額投資も可能です。
最低必要証拠金の目安として、日経225が約26,700円、米国NQ100が約152,700円、WTI原油が約5,300円、金スポットが約12,400円のため、初期資金が少ないかたも安心して利用できます。
また、外貨exのFXと同様、CFD口座においてもスマホアプリの使いやすさは健在です。
スマホアプリ「外貨exCFD」はiOS、Androidともに対応しており、シンプルな操作性ながら、高機能チャートやテクニカル指標を兼ね備えています。
PCブラウザ用の取引ツールは、高機能を備えたTradingViewをダウンロード不要で利用できるため、家庭ではTradingViewでじっくり戦略を練り、外出先ではスマホアプリで実際のトレードを行うなどの使い分けが便利です。
まとめ
外貨exのCFD口座の特徴と取り扱い銘柄、スプレッドについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- GMOインターネットグループの外貨exで、新たにCFD口座の開設が可能となった
- 外貨exのCFDの特徴は、取引手数料が0円、取扱銘柄が豊富、スマホのみでトレードが完了すること
- 外貨exのCFD口座は、これからCFD取引を開始したい初心者には特におすすめ
外貨exはスマホアプリの使いやすさなどで人気のFX会社ですが、2023年4月17日よりCFD口座の開設も可能となったため、CFD取引を目的とした利用も増加しています。
外貨exのCFDは取引手数料0円で利用でき、スプレッドも狭いと予想されます。
外貨exが取り扱うCFDは株価指数CFDと商品CFDに分かれ、銘柄数が多いとは言えませんが、人気の高いCFD銘柄に絞られています。
便利なスマホアプリの他に、高機能なPCブラウザ用のTradingViewも利用できるため、目的に応じて使い分けると良いでしょう。