XMの出金方法はいくつかありますが、利益分の出金ができるのは銀行送金のみで、結果としてXMの中では最も使い勝手の良い出金方法となっています。
利益分の出金は銀行送金でしかできないので、XMを利用するなら使いこなすことが必須の出金方法です。
そこで、本ページでは銀行送金で出金する流れと、出金における注意点をまとめましたので、参考にしていただければと思います。
XMでは銀行送金の出金が必須
XMの出金方法は、2019年9月時点で銀行送金、クレジットカード、bitwallet、STICPAYの4種類があります。
マネロン防止の観点から、基本的に入金した方法で出金をすることになりますが、利益分の出金ができるのは銀行送金のみです。
そのため、クレジットカードなど他の方法で入金した場合、クレジットカードで出金できるのは入金額までとなっていて、それ以上の利益分の出金については銀行送金での出金となります。
トレードの利益はすべて銀行送金で受け取らないといけないので、すべてのトレーダーが銀行送金による出金を理解しておく必要があり、受取用の銀行口座が必要になります。
XMから銀行送金で出金する手順・流れ
それでは銀行送金で出金する流れを見ていきましょう。
会員サイトにログイン
XMから出金するには、まず会員サイトにログインをします。
ログイン後ページのメニューに「出金」があるので、出金を選択します。
出金方法の選択
すると出金方法一覧と、出金の際の注意点が表示されます。
XMではポジションを持ったままでも出金ができますが、ポジションを閉じた後に出金することを推奨しています。
また、注意事項にもありますが、ボーナスがある場合、出金をすると口座残高における出金額の割合と同じ割合でボーナスが消失します。
ボーナスを活用している人は注意が必要です。
注意事項を確認したら出金方法一覧が表示されていますので、International Wire Transfer(外国送金)の「出金」を選択します。
銀行送金による出金
すると、銀行送金による出金の注意事項が表示されますので内容を確認します。
XMから銀行への出金は「外国送金」となるので、出金先の銀行口座は外国送金の受取に対応している必要があります。
以下の銀行については、外国送金の受け入れを行っていないため、XMから出金することはできません。
ゆうちょ銀行、じぶん銀行、ジャパンネット銀行、新生銀行、みずほ銀行(インターネット支店のみ)
- ゆうちょ銀行
- ジャパンネット銀行
- みずほ銀行(インターネット支店のみNG)
- じぶん銀行
- 新生銀行
また、XM側の出金手数料は無料(XMが負担)ですが、別途銀行側で外国送金の受取手数料がかかります。
手数料は銀行によって異なりますが、約3,000円ほどかかりますので、そちらが出金時の手数料として差し引かれます。
最低出金額は10,000円となっていますが、手数料が3,000円かかることを考えると、出金は30,000円以上くらいからするのが良いでしょう。
受取人の情報を入力
注意事項を確認したら、受取人や受取銀行口座の情報を入力していきます。
まずは受取人の情報として、以下の項目を入力・選択します。
- 受取人の氏名
- フルネーム
- 住所
- 銀行口座番号
- 銀行口座の国
- 銀行口座の通貨
受取人の氏名については、XMの登録情報から自動入力されています。
また、全角カナ表記と書いてある項目を除いて、各項目にはアルファベット表記で入力をします。
住所についても英語表記が必要になりますので、自宅の住所を英語表記で入力します。
例:
東京都港区赤坂3-2-1 ABCマンション 505号室の場合
↓
505 ABC apartment,3-2-1,Akasaka, Minato-ku, Tokyo
上記のように英語表記の場合は、部屋番号、建物名から番地→市区町村→都道府県と日本語表記とは逆に書いていく流れになります。
受取人の銀行口座番号/IBANについては、銀行の7桁の口座番号を入力するようにしましょう。
銀行口座の国を選択すると、銀行口座の通貨の選択ボックスが表示され、選択できるようになります。
受取人銀行の情報を入力
続いて、受取人銀行の情報として、以下の項目を入力・選択します。
- 銀行名
- SWIFTコード
- 銀行所在地
- 支店名
- 支店コード
銀行名についてはプルダウンメニューから選択するようになっており、該当の銀行を選択します。
選択肢に銀行名がない場合は「Other」を選択すると、銀行名の入力欄が表示されますので、出金したい銀行の英語名を直接入力します。
SWIFTコードはグローバルで使える銀行コードのようなもので、各銀行に割り振られています。
例)
三菱UFJ銀行→BOTKJPJTXXX
三井住友銀行→SMBCJPJTXXX
横浜銀行→HAMAJPJTXXX
千葉銀行→CHBAJPJTXXX
住信SBIネット銀行→NTSSJPJT
ソニー銀行→SNYBJPJT
楽天銀行→RAKTJPJT
検索するとわかりますので、以下のサイトなどで検索してSWIFTコードを入力します。
参考:SWIFTコード一覧
銀行所在地、支店名についても、各銀行の英語表記のヘルプ画面や以下のサイトなどで確認することができます。
支店コードについては、国内で使用する際と同じ3桁の支店コードを入力します。
仲介銀行の入力
仲介銀行を利用する場合に、仲介銀行の情報を入力します。
特にない場合は入力不要で問題ありません。
出金額の入力
最後に出金額を入力して、注意事項を確認したチェックを入れ、「リクエスト」を選択します。
成功の表示が出たら出金リクエスト完了です。
24時間以内にXMで手続きを行い、完了するとメールが届きます。
外国送金になるので、実際に自分の銀行に着金するのはメールが届いてから2-5営業日後となります。
XMの出金手続きは早いので、着金まで待ちましょう。
XMから銀行送金で出金する際の注意点
- 外国送金の受取手数料がかかる
- 出金を拒否する銀行がある
XMから銀行出金する方法を見てきましたが、出金をする上でいくつか注意点があります。
外国送金の受取手数料がかかる
まず、上述した通り、XMから銀行送金での出金は「外国送金」扱いとなるため、通常の国内銀行同士の振込と異なり、送金を受け取る際の手数料がかかります。
外国送金の受取手数料は銀行ごとに異なりますが、大体3,000円くらい(2,000円から4,000円の間)です。
外国送金の受取手数料は総金額に関わらずかかるので、出金額が少ないほど手数料の割合が高くなってしまいます。
最低出金額は10,000円ですが、手数料が3,000円かかると受け取ることができるのは7,000円で、3割も出金手数料がかかることになります。
利益分の出金についても同様にかかりますので、クレジットカード出金で利益分を銀行送金で出金する際も手数料がかかります。
手数料が割高になりがちですので、手数料がかかることを考慮して出金するのか、出金額はいくらにするのかを考えていく必要があります。
出金を拒否する銀行がある
また、XMからの出金ができない銀行もあります。
上述した通り、以下の銀行はXMからの出金の受取はできませんので、別の口座を準備する必要があります。
- ゆうちょ銀行
- ジャパンネット銀行
- みずほ銀行(インターネット支店のみNG)
- じぶん銀行
- 新生銀行
まとめ
XMの銀行出金をする手順を見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 会員サイトから出金リクエストができる
- 受取人、受取銀行の情報をアルファベットで入力
- 利用できない銀行がある
XMから銀行口座へ出金するには、会員サイトから銀行情報を入力することで2-5営業日ほどで出金できます。
一部アルファベットで入力しないといけませんが、確認すればわかるものですぐに慣れます。本ページを参考にしていただき、慣れていっていただければと思います。
また、XMからの海外送金の受取ができない銀行もあるので、出金可能な銀行口座を用意しておく必要があります。
外国送金となり、受取時に3,000円の手数料がかかりますが、現状XMでは銀行送金による出金しか利益分を出金できないため、手数料を考慮に入れて賢く出金していきましょう。
その他、XMの出金方法についてはこちらにまとめていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。