WL(ワンダーランド証券)は、2020年5月にサービスを開始した海外FX業者ですが、2021年に入ってから出金拒否や出金遅延の被害が多く報告されるようになりました。
新興のFX業者には、信頼性に欠けるケースも多々ありますが、WLがそれに当てはまるのかどうか、検証しました。
この記事では、WL(ワンダーランド証券)の出金拒否・出金遅延被害の内容、WL(ワンダーランド証券)の出金可能時間と出金にかかる時間について説明します。
WL(ワンダーランド証券)の出金拒否・出金遅延被害の内容
WL(ワンダーランド証券)は、最大レバレッジが999倍でトレードでき、スプレッドの狭さと出金の速さで、2020年5月のサービス提供開始以来、評判を高めていました。
ところが、2020年12月に公式Webサイトをリニューアルしたタイミング以降、トラブルが多く発生し、評判を落としています。
その理由は、スプレッドが広くなったことに対する不満、システムトラブル、レート配信の異常などです。
その結果として、出金拒否と出金遅延の被害が続出しました。
WLは日本語によるサポートを、メールとLINEで行っていますが、一時は問い合わせが殺到し、返信が大幅に遅延することもあったようです。
出金拒否に関しては、規約違反が主で、両建ての禁止やレイテンシーアービトラージの禁止に違反した場合などが該当します。
特に、WLでは同一口座内の両建ても禁止されているため、注意しましょう。
言うまでもなく、規約違反の悪質なトレードを行うトレーダーが悪いのですが、そのようなトレードに対するルール決めや対応が後手に回ったのは、WLの責任です。
出金遅延に関しては、2021年3月に発生したレート配信障害にはじまり、2021年5月に取引ルール違反への対応不備でシステムの負荷によるアクセス遅延、2021年12月のサーバー障害によるメンテナンスなどが発生しました。
特に2021年5月以降、出金遅延が長引き、数か月以上待たされるユーザーも多かったようです。
2021年8月には、WLの運営会社が変更され、豪華な入金ボーナスキャンペーンなども行いましたが、出金拒否や出金遅延への不信感を払拭するには至らなかったようです。
WL(ワンダーランド証券)の出金可能時間と出金にかかる時間
一時は評判を落としたWLですが、2022年以降は目立った出金拒否や出金遅延の報告はなく、問題なく出金できるようです。
出金遅延がありながらも、確実に出金が反映されたことで信頼性は回復しつつあります。
WLの出金方法は、銀行もしくはビットウォレットです。
出金可能時間は、いつでも可能ですが、WLの営業時間や銀行の営業時間により、出金が反映されるまでに時間がかかります。
出金手続きは、5営業日以内に処理されます。
5営業日以内に出金が反映されない場合は、カスタマーサポートまで連絡しましょう。
まとめ
WL(ワンダーランド証券)の出金拒否・出金遅延被害の内容、WL(ワンダーランド証券)の出金可能時間と出金にかかる時間について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- WL(ワンダーランド証券)は2021年に出金拒否や出金遅延の被害が相次いだが、現在では解消されている
- 出金拒否の主な原因は規約違反
- 出金遅延は数か月にも及んだケースもあったが、通常は5営業日以内に出金手続きが行われる
WL(ワンダーランド証券)は2020年5月にサービスを開始した新興の海外FX業者で、しばらくは評判が良かったのですが、2021年に入り、出金拒否や出金遅延の被害が相次ぎました。
2022年以降は、WLで出金拒否や出金遅延があったという投稿は激減し、出金が問題なくできるようになっています。