WL(ワンダーランド証券)は、サービス開始当初は非常に評判が良く、顧客数を順調に伸ばしていましたが、その後は様々な悪い評判が立ちました。
Web上の良い評判・悪い評判を鵜呑みにするのは危険ですが、WLの公式発表やその後の経緯などをふまえつつ、WLを利用するか否かを判断するのは有効です。
この記事では、WL(ワンダーランド証券)の特徴と良い評判・悪い評判について紹介します。
WL(ワンダーランド証券)の特徴と良い評判・悪い評判
WL(ワンダーランド証券)は、2020年にサービスを開始した海外FX業者で、日本語に対応していることや、取引の容易さなどで人気を高めました。
ところが、2020年末ごろからWLの悪い評判が徐々に増えはじめ、2021年以降は出金拒否や出金遅延などの被害が相次いだことにより、さらに評判を落としました。
それに対し、WLではトレードルールの明確化、運営会社の変更、サポート体制の強化等により、少しずつですが評判を取り戻している最中です。
WLの良い評判
最大レバレッジが999倍で追証なし
WLの最大レバレッジは999倍で、海外FX業者の中でも特に高い部類になります。
しかも、追証なしのゼロカットシステムがはたらくため、口座残高以上の損失を気にせずに、思い切ったトレードで稼ぐことが可能です。
スプレッドも狭いため、レバレッジの高さを生かし、短期間で大きな収益を上げることもできると、評判です。
魅力的なキャンペーン
WLでは、期間限定で不定期ながら、魅力的なキャンペーンが多数あります。
口座開設ボーナスは5,000円分もらうことができ、MT4口座に自動反映されます。
さらに、10万円を上限とした100%入金ボーナスおよび、10万円~200万円までを上限とした30%入金ボーナスもあります。
口座開設ボーナス、入金ボーナスいずれもクッション機能付きです。
口座開設ボーナスは、入金不要でトレードでき、利益分は出金できるため、ノーリスクでトレード開始できるとの高評価があります。
スキャルピングが可能
WLの公式Webサイトではスキャルピングの可否に関して触れられていませんが、多くの口コミによると、スキャルピングで稼ぐことが可能なようです。
ただし、高額のスキャルピングをくり返すと、口座凍結となる危険があるため、注意が必要です。
WLの最大取引量は50ロット(1ロットは10万通貨)となっていますが、あまりにも大きなロット数でのトレードは控えた方が無難です。
アフィリエイトで稼げる
WLには「IBプログラム」と呼ばれるアフィリエイトプログラムがあります。
アフィリエイトによりWLの登録者数の増加に寄与すると、1ロットあたり最大11米ドル分の報酬が支払われるしくみです。
IBプログラムはサービス開始当初は大きく稼げたとの良い評判がありましたが、新規登録者が頭打ちになると稼ぐのが難しくなり、現在ではさほど稼げないようです。
WLの悪い評判
スプレッドが改悪された
WLは2020年12月に公式Webサイトをリニューアルしましたが、それ以降、スプレッドがひろくなり、改悪されたとの評判が立ちました。
元々、WLはスプレッドが狭いことで登録者を増やしていましたが、それが他の海外FX業者並になったことにより、悪い評判につながったようで、実際にはスプレッドは狭い方です。
運営実態が不明で信頼性に欠ける
WLは、金融ライセンスを取得していない上、公式Webサイトに会社情報が住所以外記載されていないため、信頼性が低いです。
それでも問題なくトレードや入出金ができている時期は悪い評判は少なかったですが、2020年12月ごろから問題が多発し、2021年4月以降は「詐欺業者ではないか?」といった評価も目立つようになりました。
具体的には、2020年12月に公式Webサイトがリニューアルし、ラインやスカイプによるサポートの廃止とオンラインチャットの導入、資金振替処理の変更、ビットウォレットの入出金停止、両建ての禁止と両建て発覚後の処分、システム障害によるレート配信の異常発生、レイテンシーアービトラージの禁止の発表などがありました。
それと時期を同じくして、WLに対する悪い評判が急増しています。
出金拒否や出金遅延
WLの悪い評判で、最も目立ったのが、2021年4月以降の出金拒否や出金遅延です。
WLでは最大でも5営業日の振り込みとなっていますが、2021年4月以降で規約違反などによる出金拒否や、数ヶ月もの出金遅延が発生しました。
出金拒否は、両建てやレイテンシーアービトラージを行ったことによるなどが主と考えられますが、WL側のトレードルールが不明瞭であったことも影響していると考えられます。
出金遅延に関しては、現在では目立った書き込みや投稿がないため解消されていると考えられますが、今後も出金遅延が発生する可能性は否定できません。
まとめ
WL(ワンダーランド証券)の特徴と良い評判・悪い評判について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- WL(ワンダーランド証券)は最大レバレッジの高さや魅力的なキャンペーンなどで人気が高まった
- WLで出金拒否や出金遅延などの悪い評判が多発した時期があった
- WLにはいくつかのトラブルがあったが、詐欺業者ではないと考えられる
WL(ワンダーランド証券)は、最大999倍のハイレバレッジでトレードできる海外FX業者で、日本語にも対応しているため人気が高まっていました。
ところが、出金拒否や出金遅延などがあり、WLの評判は落ち込みました。
ただし、出金拒否には理由があり、出金が遅延したとはいえ支払われているため、詐欺業者というわけではないようです。
口座開設ボーナスを利用して、ノーリスクでトレードなどすると良いでしょう。