Trading Viewは、2011年にアメリカで誕生した高性能なチャートツールです。
豊富なインジケーターや描画ツール、SNS機能などを使うことができ、カスタマイズも自由自在なことから、世界中のトレーダーに利用されています。
この記事では、Trading ViewはXMのチャートを見たり注文したりできるかどうかについて述べます。
Trading ViewはXMのチャートを見たり注文したりできる?
Trading Viewはチャートツールです。
そのため、Trading Viewから実際に注文することは、通常はできません。
例外として、Trading Viewに対応しているFX業者の口座と連携することにより、Trading Viewから直接注文することが可能です。
Trading Viewに対応するFX業者は、オアンダジャパン・FOREX・サクソバンク証券の3社のみです。
XMは上記に含まれていないため、Trading Viewのチャート上からXMの口座で注文することはできません。
そのため、XMのユーザーがTrading Viewを使う場合は、Trading Viewをチャート分析に使い、実際の注文はMT4やMT5で行うことになります。
XMでTrading Viewのチャートを見るには、まずXMに新規登録し、口座を開設します。
その後、XMの取引プラットフォームを選択します。
実際の分析をTrading Viewで行うため、MT4を使い慣れているかたなどは、そのままMT4を利用してもよいです。
XMは、新規口座開設すると、3,000円相当のボーナスをもらうことができるため、有効に活用しましょう。
XMでトレードする環境が整った後、Trading Viewのチャート画面にアクセスします。
MT4などはパソコンやスマホにインストールする必要がありますが、Trading ViewはWebブラウザ上で動くオンラインチャートのため、インストール不要です。
また、インターネットにつながっていれば外出先で他のパソコン等の端末からでも、Trading Viewを使うことができます。
また、Trading Viewは無料プランのBASICでも、約100種類のインジケーターや約50種類の描画ツールなどを利用できます。
無料プランの分析では物足りないかたは、3種類の有料プランも用意されています。
普段のチャート分析はTrading Viewで行い、注文や決済はXMの口座と連携しているMT4で行う使い分けが、とても有効だと言えるでしょう。
ただし、自動売買を行う場合は、Trading Viewよりも長い歴史を持つMT4の方が数・質ともに上です。
Trading ViewとMT4など他の取引プラットフォームの特徴を把握し、それぞれの良さを生かしたトレードができれば、勝率が高まります。
将来的に、Trading ViewでXMのチャートを見たり注文したりできるようになるかどうかはわかりません。
もしMT4とTrading Viewの併用が面倒になり、Trading Viewでチャート分析と注文や決済を一本化したい場合は、オアンダジャパン・FOREX・サクソバンク証券の3社のうちいずれかで口座を開設しましょう。
いずれの会社も、1,000円通貨に対応しており、それぞれに特徴があるため、XMと比較しても遜色ありません。
オアンダジャパンは日本人向けに手厚いサービスを展開し、業界最狭水準のスプレッドが特徴ですが、TradingViewで利用できるのは「fxTrade」のベーシックコースもしくはプロコースのみのため、注意が必要です。
FOREXは世界180か国でサービスを展開し、XMと並び世界中にトレーダーがいるFX業者で、総合的にみてTradingViewの良さを最大限生かすことができるでしょう。
サクソバンク証券は、トレードできる通貨ペアが150種類以上ととても多いことや、1回の注文ごとに最大2,500万通貨まで発注できるのがメリットです。
まとめ
Trading Viewで、XMのチャートを見たり注文したりできるかどうかについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- Trading Viewのチャート上からXMの口座に直接注文することはできない
- Trading Viewのチャートを参考に、MT4などを利用してXMで注文することは可能
- Trading Viewのチャート上から直接注文できるのはオアンダジャパン・FOREX・サクソバンク証券の3社のみ
Trading Viewは、Webブラウザ上で利用することができる高性能なチャートツールです。
Trading Viewから直接注文できるのはオアンダジャパン・FOREX・サクソバンク証券に限られており、XMは含まれていません。
XMで注文するためには、MT4などの取引プラットフォームを利用する他ありません。
Trading Viewをチャート分析用に使い、注文はMT4で行う方法はおすすめです。