Trading Viewは無料でも利用できますが、有料プランにすることで、より快適なトレード環境が整います。
有料プランは、三つのプランに分かれています。
この記事では、Trading Viewのプランの種類と、それぞれのプランでできることの比較をします。
Trading Viewのプランの種類とできることの比較
Trading Viewは、100種類以上のインジケーターと、50種類以上の描画ツールを使うことができる次世代型のチャートツールです。
独自のSNS機能や視認性の良さなどから、世界的にユーザー数が増え続けています。
Trading Viewには四つのプランがあり、そのうち一つは無料プラン、残りの三つは有料プランです。
BASICは、利用料金が無料のプランです。
無料とはいえ、基本的なチャート機能の他に投資アイディアの投稿など、高機能です。
インジケーターの表示は最大三つまでに制限されていますが、100種類以上のインジケーターが利用可能です。
また、描画ツールの利用制限がないため、トレンドラインや抵抗ラインなどを自由に書き加えることが可能です。
特に、無料で世界中のトレーダーの優れたアイディアが閲覧できるSNS機能が利用できるのはありがたいです。
ただし、BASICにはサポート機能がついていません。
その他にも、無料プランにはチャートが一つしか保存できないなど制限が多いため、本格的にトレードしたいかたは、有料プランがおすすめです。
全ての有料プランは、30日無料お試しができます。
有料プランにすると、広告の表示が消え、カスタマーサポートを受けることが可能になります。
さらに、出来高プロファイルを利用すると、価格帯別に出来高が表示されるため、抵抗ラインの見分け方が容易になるなど、より直感的に情報を把握できるようになります。
その他にも、インジケーターのカスタマイズが可能になり、例えば8時間足や12時間足などの時間足を自由に追加できます。
有料プランはPRO・PRO+・PREMIUMの3種類があります。
利用月額料金はPROが14.95米ドル、PRO+が29.95米ドル、PREMIUMが59.95米ドルで、クレジットカードまたはペイパルによる支払いになります。
利用料金を年払いにすると、月払いよりも1月当たりの利用料金を安くすることができ、ビットコインによる支払いも可能となります。
PROは、画面が最大2画面の表示ができ、表示できるインジケーターの数が最大五つに増えるため、トレード環境がBASICよりも快適になります。
さらに、保存可能なチャート数が五つ、設定できるアラートが最大10個になるなどのメリットがあります。
ただし、同時にアクセスできるデバイス数がBASIC同様一つに限られることや、インジケーターを別のインジケーターにインプットする機能が一つのみなど、BASICと変わらない部分もあるため、初心者トレーダーにおすすめのプランです。
PRO+は、画面表示が最大4画面、表示できるインジケーターが最大10個と、PROよりもさらに2倍程度の機能性を持ちます。
保存可能なチャートも最大10個に増え、アラートは最大30個にまで増えるため、エントリーのタイミングを逃しにくくなります。
SNSにおいても、カスタムチャットルームの作成が可能となり、世界中の数百万人のトレーダーとチャットで会話することが可能です。
また、PRO+では一度に二つのデバイスで接続可能になります。
そのため、パソコンでチャートを確認しながら、約定はスマホで行うなどの使い分けが可能となります。
PRO+は本格的にトレードをしたいかたにとって、最もバランスがとれ、必要な機能がつまっているプランだと言えます。
PREMIUMは最も高額なプランで、使うことができる機能やサービスがとても優れており、専業トレーダーや、スキャルピングを得意とするかたなどにおすすめのプランです。
PREMIUMでは画面表示が最大8画面あり、表示できるインジケーターは最大25個もあり便利ですが、大画面で高精細のグラフィックを備えたパソコンが必要です。
同時にアクセス可能はデバイスが五つのため、複数のパソコンやスマホ、タブレットなどを用いたトレードも有効です。
その他にも、チャートレイアウトの保存が無限で、アラートを最大400種類設定可能でアラート有効期限が無限です。
カスタマーサポートも、最優先で受けることが可能です。
ただし、一般のトレーダーが利用するにはPREMIUMは機能がが多く使いこなせないこともあるため、FXの経験が豊富なかた以外にはサービスが過剰で不向きかもしれません。
有料プランを利用する場合、あなたにとって必要な機能と価格のバランスを考え、選ぶと良いでしょう。
まとめ
Trading Viewのプランの種類と、それぞれのプランでできることの比較について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- Trading Viewには無料プランのBASIC、有料プランのPRO・PRO+・PREMIUMがある
- 無料プランでもインジケーターや描画ツールなど基本的な機能が利用可能
- 有料プランは利用料金が高額になるにつれ、より多機能となる
次世代型のチャートツールとして利用者数が増えているTrading Viewは、無料で利用できるBASICと、有料でより機能性が向上しているPRO・PRO+・PREMIUMと、4種類のプランが利用できます。
無料プランのBASICでも、100種類以上のインジケーターが利用可能で、さらに描画ツールに利用に制限がない上、独自のSNS機能の一部も利用できます。
有料プランは、初心者向けでBASICより少し便利になるPRO、機能とバランスが良く幅広いトレーダーにおすすめのPRO+、最高の機能を持つPREMIUMがあります。
有料プランになると広告が表示されなくなり、インジケーターの表示数やアラート登録数など、トレードを快適に行う環境が提供されます。
いずれのプランも、30日無料体験ができるため、それを活用しながら必要な機能が備わっているかどうか、そのプランを使いこなせるかなどを試しましょう。