Trading ViewはWebブラウザ上で動作するチャートで、高機能な分析ツールやインジケーターなどを備えています。
100種類以上あるインジケーターの中でも、最も多く用いられるのは移動平均線でしょう。
移動平均線を複数表示することで、相場の分析に役立ちます。
この記事では、Trading Viewで四つ以上のインジケーター(移動平均線)を表示する方法を紹介します。
Trading Viewで四つ以上のインジケーター(移動平均線)を表示する方法
Trading Viewには四つのプランが存在し、無料が一つ、有料が三つで、それぞれチャート上に一度に表示できるインジケーターの数が定められています。
無料プランのBASICは最大三つ、有料プランのPROは最大五つ、PRO+は最大10個、PREMIUMは最大25個です。
通常、Trading Viewで四つ以上のインジケーターを表示させるにはPRO以上の有料プランにする必要がありますが、移動平均線は、一度に四つ以上を表示させることが可能です。
Trading Viewのチャートに移動平均線を表示するには、チャート上部の「~」アイコンをクリックするか、チャート上を右クリックします。
ポップアップで表示された画面で、「MA」もしくは「移動平均線」と入力すると、複数の移動平均線が表示されます。
よく用いられるのが、移動平均線(SMA)・指数平滑移動平均線(EMA)・加重移動平均戦(WMA)などの内蔵されているインジケーターです。
しかし、Trading Viewでは公開ライブラリのインジケーターも利用することができます。
公開ライブラリには、世界中のTrading Viewユーザーが公開したインジケーターがあり、その中には複数の移動平均線を表示することができるインジケーターも含まれます。
移動平均線を4本表示するには、ポップアップで表示された画面で「4本」と入力しましょう。
すると、移動平均線が4本表示されるインジケーターの候補がいくつか出てくるため、「いいね!」の数や作成者の評価などを基準に使ってみましょう。
表示された移動平均線は期間の設定が可能で、例えば1本目を7日、2本目を28日、3本目を100日、4本目を200日などに変更できます。
複数の移動平均線を表示させると、交差するポイントで買いや売りのサインとなったり、決済するポイントが分かったりするため、活用をしましょう。
まとめ
Trading Viewで四つ以上のインジケーター(移動平均線)を表示する方法について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- Trading Viewでは無料プランのBASICでも4本の移動平均線を表示することが可能
- 公開ライブラリを利用すると、世界中のユーザーが作成したインジケーターが利用できる
- 複数の移動平均線を表示させるとトレードに活用でき、便利
移動平均線を複数表示させると、交差するポイントで買いや売りなどができて便利です。
Trading Viewには多くの優れたインジケーターがあり、内蔵されているものの他、公開ライブラリで世界中のトレーダーが提供するものも利用可能です。
四つ以上の移動平均線を一度に表示することも可能なため、他のインジケーターも含め、相場分析に役立てましょう。