海外FX業者の多くは株価指数CFDや金・原油など、FXだけでなく他のCFD商品も取り扱っています。
Titan FXも例外ではなく、株価指数CFDや金・原油などの取引が可能です。
この記事では、Titan FXのCFD取引の特徴や取引可能銘柄を紹介しています。
FX以外の取引を試してみたい方や興味のある方は参考にしてください。
CFD取引とは?
CFD取引とは、簡単に説明するとFXの金、原油版のようなものです。
CFDは、Contract For Differennceの略で、日本語に直すと「差金決済取引」となります。
差金決済取引は、原資産を売買するのではなく、証拠金と呼ばれる資金を担保として取引業者に預け入れ、金や原油などを取引し、その売値と買値の差額を利益として得る仕組みです。
この仕組みを利用して、株価指数CFDや金・原油など様々な商品の取引が可能になっています。
CFD取引というとあまり聞き馴染みがない方も多いと思いますが、FXもCFDの一種で、FXは通貨の売買によって利益を得ますが、CFDはその他原油やエネルギー、金や株価指数など、様々な商品や債権の取引が可能です。
FX取引との違い
FXもCFDの一種と説明しましたが、CFD取引とFX取引では違う点もあります。
スワップ金利とオーバーナイト金利
CFDにもFXのスワップ金利と同様に、ポジションを持ち越した場合に発生するオーバーナイト金利があります。
FXでは、金利の高い国の通貨を買って金利の低い国の通貨を売り、ポジションを日を跨いで持ち越した場合、2国間の金利差額を受け取ることができます。
逆に金利の高い国の通貨を売って金利の低い国の通貨を買い、ポジションを日を跨いで持ち越した場合、金利差額を支払わなければなりません。
これがスワップポイント、またはスワップ金利と呼ばれているものです。
CFDのオーバーナイト金利は、スワップ金利とよく似ていますが仕組み上違いがあります。
先述した通り、スワップ金利は2国間の政策金利の差によって発生しますが、オーバーナイト金利は政策金利だけでなく、取引業者の金利も関係しています。
このオーバーナイト金利は、政策金利から取引業者の金利を引いた利率に取引金額を掛け、それを365で割って1日の金額が計算され、売り注文の場合に受け取ることができます。
逆に買いポジションを日を跨いで持ち越した場合、オーバーナイト金利は政策金利と取引業者の金利を足した利率に取引金額を掛け、それを365で割って1日の金額が計算され、支払わなければなりません。
また、売りポジションでも政策金利が取引業者の金利を下回っていればオーバーナイト金利はマイナスになり、支払いになります。
取引できる商品
先ほどの繰り返しになりますが、FX取引とCFD取引では取引できる商品が違います。
FX取引では、もちろんFX(外国為替差金取引)という名の通り、為替しか取引できませんが、CFD取引では、株価指数や債権、原油や金など、さまざまな金融商品が取引可能です。
必要証拠金
必要証拠金の計算方法もFXとは異なります。
FXの場合
必要証拠金=為替レート×通貨単位×数量(ロット数)÷レバレッジ
株価指数CFDの場合
必要証拠金=CFD価格×1ロットあたりのポイント価格(単位)×数量÷レバレッジ
株価指数CFDの必要証拠金はFX同様、レバレッジが大きければ大きいほど少なく済みます。
ポイント価格とは、1ロットあたりの単位です。
20,000×100×1÷500=4,000
この場合の必要証拠金は4,000円となります。
なお、Titan FXのCFD取引では最大500倍のレバレッジで取引可能です。
Titan FXの取引可能なCFD銘柄
Titan FXではFXの他に、株価指数CFD・メタル・エネルギーを取り扱っています。
以下のCFD銘柄が取引可能です。
株価指数CFD
- JPN225(日経平均株価)
- US30(NYダウ)
- NAS100(ナスダック100)
- US500(S&P500)
- UK100(イギリス株価指数/FTSE100)
- GER30(ドイツ株価指数DAX)
- AUS200(オーストラリア株価指数/ASX200)
- EUSTX50(ユーロストックス50指数)
- FRA40(フランス株価指数/CAC40)
主要な株価指数CFDはTitan FXで取引可能です。
また、Titan FXでは仮想通貨取引は行われていません。
仮想通貨取引は日本国内で人気の高いXMで可能でしたが、現在はサービスを停止しています。
HotForexでは仮想通貨取引が可能ですので、興味がある方はチェックして下さい。
メタル
- 金(XAU/USD、XAU/EUR)
- 銀(XAG/USD、XAG/EUR)
- プラチナ(XPT/USD)
- パラジウム(XPD/USD)
Titan FXでは人気の高いメタルが、FX取引同様にMT4で取引可能です。
エネルギー
- ブレンド原油(XBR/USD)
- WTI原油(XTI/USD)
Titan FXでは金や原油などの取引は可能ですが、トウモロコシやココア、砂糖などの取り扱いはありません。
日本で人気の高いXMやHotForexは、取り扱い銘柄も豊富で口座開設だけで貰えるボーナスもあるため、商品CFD取引に興味のある方は試してみると良いでしょう。
Titan FXのCFD取引の手数料やスプレッド、レバレッジや取引時間等
Titan FXは、FX取引の口座と同じ口座でCFD取引が可能なため、口座を持っている方はCFD取引のために追加で口座を作る必要はありません。
主要な銘柄の平均スプレッド
Titan FXの主要な取引銘柄の平均スプレッドを表にまとめました。
商品名 | スタンダード口座 | ブレード口座 |
---|---|---|
JPN225 | 0.82-0.92pips | 0.7-0.8pips |
US30 | 0.22-0.42pips | 0.1-0.3pips |
NAS100 | 0.32pips | 0.2pips |
XAU/USD | 2.23pips | 2.11pips |
XAU/EUR | 2.39pips | 2.27pips |
XAG/USD | 2.13pips | 2.01pips |
XAG/EUR | 2.73pips | 2.61pips |
XPT/USD | 30.12pips | 30pips |
XPD/USD | 30.12pips | 30pips |
XBR/USD | 0.71pips | 0.59pips |
XTI/USD | 0.69pips | 0.57pips |
Titan FXのCFD銘柄のスプレッドは特別狭いとは言えませんが、そこそこ狭く、CFD取引では他の業者よりもレバレッジが高いため、試しに使ってみるのも良いと思います。
スプレッドは変動するため、詳しく確認したい方はTitan FX公式サイトで確認して下さい。
CFD取引の取引手数料
CFD取引もFX同様、スタンダード口座では取引手数料は無料でブレード口座ではかかります。
しかし、CFD取引の取引手数料はFX取引より安くなっています。
ブレード口座でのFX取引は取引手数料が片道3.5ドル(約360円)/1ロットですが、CFD取引の片道手数料は36円/1ロットと、かなり安くなっています。
CFDの取引時間
株価指数
Titan FXの株価指数の各取引時間は以下になります。
商品 | 取引時間(日本時間・夏時間) | 冬時間 |
---|---|---|
JPN225 | 7:00-5:59 | 7:00-5:59(金曜5:55閉場) |
US30 | 7:00-5:15,5:30-5:59 | 7:00-5:15,5:30-5:59(金曜5:55閉場) |
NAS100 | 7:00-5:15,5:30-5:59 | 7:00-5:15,5:30-5:59(金曜5:55閉場) |
US500 | 7:00-5:15,5:30-5:59 | 7:00-5:15,5:30-5:59(金曜5:55閉場) |
UK100 | 月曜7:05-5:15,5:30-5:59、 火~木曜7:02-5:15,5:30-5:59、 金曜7:02-5:00 |
7:02-5:15,5:30-5:59(月曜7:05開場/金曜5:00閉場) |
GER30 | 7:02-5:59(月曜7:05開場/金曜5:55閉場) | 7:02-5:15,5:30-5:59(月曜7:05開場/金曜5:00閉場) |
AUS200 | 7:50-14:30,15:10-5:00 | 6:50-13:30,14:10-4:00 |
EUSTX50 | 16:00-5:59 | 15:00-5:00 |
FRA40 | 16:00-5:59 | 15:00-5:00 |
メタル
Titan FXのメタルの取引時間は以下になります。
商品 | 取引時間(日本時間・夏時間) | 冬時間 |
---|---|---|
金(XAU/USD、XAU/EUR) | 7:00-5:59(金曜5:55閉場) | 6:00-4:59(金曜4:55閉場) |
銀(XAG/USD、XAG/EUR) | 7:00-5:59(金曜5:55閉場) | 6:00-4:59(金曜4:55閉場) |
プラチナ(XPT/USD) | 7:00-5:59(金曜5:55閉場) | 6:00-4:59(金曜4:55閉場) |
パラジウム(XPD/USD) | 7:00-5:59(金曜5:55閉場) | 6:00-4:59(金曜4:55閉場) |
エネルギー
Titan FXのエネルギーの取引時間は日本時間で以下の通りです。
商品 | 取引時間(日本時間・夏時間) | 冬時間 |
---|---|---|
ブレンド原油(XBR/USD) | 月曜10:00-5:59、 火曜~金曜6:01-7:00,10:00-5:59(金曜5:55閉場) |
9:00-5:59(金曜5:55閉場) |
WTI原油(XTI/USD) | 7:00-5:59(金曜5:55閉場) | 7:00-5:59(金曜5:55閉場) |
CFD取引のレバレッジ
Titan FXでは、CFD取引もFX取引と同様に最大500倍で全商品取引可能です。
投資資金によるレバレッジ制限もありません。
まとめ
この記事では、Titan FXのCFD取引の特徴や取引可能銘柄について紹介しました。
内容をまとめると以下になります。
- Titan FXでは主要な株価指数CFD・メタル・原油の取引が可能
- Titan FXでは最大レバレッジ500倍でCFD取引ができる
- 取引手数料はFX取引と比べると格段にお得
CFD取引の仕組みはFXと同じで、現物を直接売買せず業者に証拠金を預け、買値と売値の差額で利益を出します。
CFD取引では、世界の様々な金融商品を取引できるのが魅力です。
HotForexでは、Titan FXにはない仮想通貨やココア、トウモロコシや砂糖など商品CFDが豊富です。
興味のある方はチェックして下さい。
CFD取引は多くの海外FX業者で可能ですが、レバレッジはFX取引より低く、100~200倍に設定している業者がほとんどです。
しかしTitan FXではFX取引同様、CFDも最大500倍で取引可能です。
また、ブレード口座でのFX取引は取引手数料が片道3.5ドル(約360円)/1ロットですが、CFD取引の片道手数料は36円/1ロットと、FX取引より取引手数料は格段にお得になっています。
原油や金はボラが高いため、もちろんリスクもありますが、ハイリターンを狙う方は試してみるのも良いと思います。