ハイレバレッジのトレードは海外FX会社の魅力で、より高いレバレッジの海外FX会社は、多くのトレーダーの注目を集めます。
国内FXのレバレッジは金融庁の規制により最大でも25倍ですが、海外には最大3,000倍のレバレッジでFX取引ができる海外FX会社があります。
とはいえ、ハイレバレッジのトレードは多くのリスクや制約もあります。
この記事では、最大レバレッジ3,000倍の海外FX会社、レバレッジ3,000倍でFX取引するメリット・デメリットについて説明します。
最大レバレッジ3,000倍の海外FX会社
最大レバレッジ3,000倍の海外FX会社は、FBSとトレーダーズトラストです。
その他にも、GEMFOREXのレバレッジ5,000倍口座やExnessのレバレッジ無制限などもあり、今後は3,000倍やそれ以上のレバレッジが利用できる海外FX会社が増えていく可能性があります。
FBSは、2009年にロシアでサービス提供開始しました。
世界190か国にトレーダーが存在し、FCバルセロナのグローバルトレーナーであることでも有名です。
最大レバレッジ3,000倍が利用できるのは口座残高2万円までのため、スキャルピングで短期に稼ぐのが有効です。
トレーダーズトラストも2009年にサービス提供を開始し、2021年4月より最大レバレッジ3,000倍が利用できるようになりました。
トレーダーズトラストで最大レバレッジ3,000倍が利用できるのは、1ロット以下のため、一度に多くの利益を稼ぐのは難しいかもしれません。
とはいえ、5ロット以下で最大2,000倍、10ロット以下でも最大1,000倍など、ロット数を増やしても高いレバレッジでのトレードが可能です。
レバレッジ3,000倍でFX取引するメリット・デメリット
FBSやトレーダーズトラスト、その他の海外FX会社にてレバレッジ3,000倍でFX取引すると、少額資金で大きな利益を得ることができる反面、リスクも大きくなります。
メリット
3,000倍のレバレッジを利用したFX取引は、少額の資金しか用意できないトレーダーでも、大きな金額のトレードができるのが魅力です。
例えば、1万円の証拠金でも3,000万円分のトレードが可能となります。
方向性がはっきりしているトレンド相場にうまく乗れば、一気に資金を増やすことができます。
また、海外FX会社には追証なしのゼロカットシステムがあるため、口座残高以上の損失は発生しません。
少ない投資資金しか用意できないかたには、3,000倍のレバレッジによるFX会社取引は多大なメリットがあります。
特に、スキャルピングが得意なかたは、くりかえし利益を積み重ねることができます。
デメリット
レバレッジが3,000倍ということは、大きく利益を積みかさせることができると同時に、損失が一気にふくらむことも意味します。
少しの相場変動でも、簡単に必要証拠金が不足し、強制ロスカットとなってしまいやすいです。
常に相場は変動するため、長期間ポジションを保有するには、3,000倍のハイレバレッジは不向きです。
FBSとトレーダーズトラスト(VIP口座を除く)は、証拠金維持率が20%を下回った場合に強制ロスカットされます。
強制ロスカットを避けるためには多くの資金を口座に入れておくのが有効ですが、3,000倍のハイレバレッジをかけていると、その資金も一気に消失するリスクがあります。
FBSは2万円まで、トレーダーズトラストは1ロットまでと、3,000倍のハイレバレッジが利用できる条件が限定されているため、稼ぎやすいメリットと損失が広がりやすいデメリットを天秤にかけて利用するようにしましょう。
まとめ
最大レバレッジ3,000倍の海外FX会社、レバレッジ3,000倍でFX取引するメリット・デメリットについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 最大レバレッジ3,000倍の海外FX会社はFBSとトレーダーズトラスト
- レバレッジ3,000倍でFX取引すると、少額の資金でも大きく稼ぐチャンスがある
- レバレッジ3,000倍のFX取引は強制ロスカットにかかりやすいなど、デメリットも多い
海外FXの大きな魅力はハイレバレッジのトレードですが、FBSとトレーダーズトラストは最大レバレッジ3,000倍が利用できます。
3,000倍のハイレバレッジを利用するには、証拠金やロット数の制限が設けられています。
少額の資金でスキャルピングをすると、レバレッジ3,000倍のメリットを大きく生かすことができます。
逆に、強制ロスカットにあいやすいなど、レバレッジ3,000倍にはリスクも伴います。