海外FXでレバレッジ規制が起きるケースと規制を受ける国

  • 2019年12月11日
  • 2021年7月16日
  • 海外FX

国内FX業者の最大レバレッジは25倍ですが、海外FX業者ではそれをはるかに上回るレバレッジを採用しています。

しかし、海外FXで常にそのようなハイレバレッジが利用できるとは限りません。

海外FXでは、レバレッジ規制が起きるケースがあるためです。

この記事では、海外FXでレバレッジ規制が起きるケースと、海外FXが日本のレバレッジ規制の対象外になる理由、影響を受けるレバレッジ規制について紹介します。

海外FXでレバレッジ規制が起きるケース

海外FXでレバレッジ規制が起きるケース

海外FXでは、平均で最大400~500倍、なかには最大1,000倍以上のレバレッジをかけることができる業者があります。

これは、国内FX業者の最大25倍までのレバレッジと比較すると、数十倍のハイレバレッジとなります。

しかし、トレーダーの資金保全のために、海外FXでもレバレッジに規制をかけることがあります。

まず、口座タイプによってレバレッジが異なる場合があります。

例えば、LAND-FXのスタンダード口座・LP口座の最大レバレッジが500倍なのに対し、ECN口座は最大レバレッジが200倍に抑えられています。

次に、有効証拠金の合計が一定額を超えた場合、レバレッジが制限されることがあります。

XMを例にとると、少額のトレードであれば最大888倍のレバレッジをかけることができますが、有効証拠金が2万米ドル(約220万円)を超えると最大レバレッジが200倍、10万米ドル(約1,100万円)を超えると最大レバレッジが100倍に制限されます。

この規制は、同一アカウントの全口座の有効証拠金および、各種ボーナスを合算した金額に対してかけられます。

その他、特定のマイナーな通貨ペアのトレードには、レバレッジ規制がかかる可能性があります。

これは、マイナーな通貨ペアは流動性が低く、政治情勢の変化などにより想定外の大きな値動きをすることがあるためです。

また、かなり大きな国家的イベントが発生し、相場が著しく荒れた場合には、大きなレバレッジ規制がかかることもあります。

イギリスが欧州連合から離脱する国民投票を行った際には、相場が乱高下しましたが、そのような時に備え、海外FX業者がそれぞれ最大レバレッジを期間限定で引き下げます。

通常、このようなレバレッジ規制は新規注文に限られ、未決済注文はレバレッジ規制の対象にはなりません。

TITAN FXでは、口座タイプや有効証拠金によるレバレッジ規制はありませんが、国家的イベントによるレバレッジ規制は行われる可能性があります。

突発的な事情でない限り、FX業者よりメールでレバレッジ規制がかかる旨の通知がくるため、見逃さないようにしましょう。

海外FXが日本のレバレッジ規制の対象外になる理由と影響を受けるレバレッジ規制

海外FXが日本のレバレッジ規制の対象外になる理由と影響を受けるレバレッジ規制

海外FXに日本のレバレッジ規制である最大25倍が適用されないのは、日本の金融庁のライセンスを持っていないためです。

日本でレバレッジ規制がはじまったのは2010年のことで、まずは最大50倍、そして現在では最大25倍になっており、さらに引き下げる案もでています。

それに対し、海外FXはゼロカットシステムという投資家保全の措置をとっているため、数百倍のハイレバレッジでも問題ありません。

国内のFX業者は全て、金融庁のライセンスを持っているため、金融庁が定めた最大25倍までのレバレッジが適用され、個人口座でそれ以上のレバレッジをかけたトレードをしたい場合は、レバレッジ規制の対象外の海外FXをするしかありません。

海外FXに対して、金融庁に未登録の業者に対して警告をし、会社名を公表しています。

その警告の内容は、「海外所在業者であったとしても(中略)登録を受けずに金融商品取引業を行うことは、禁止されています」となっているため、厳密に言えば、海外FXも日本の金融庁に登録し、同様のレバレッジ規制をかける必要があります。

しかし、実際には海外FXに対する警告はされていますが、日本人が海外FXを行うこと自体を取り締まっているわけではありません。

その理由はいくつか考えられますが、一番大きい理由は、海外FXがハイレバレッジであっても、ゼロカットシステムで追証がなく、自己破産になるリスクが低いためです。

ただし、海外FXでもESMA(欧州証券市場監督局)が2018年8月に、CFDやバイナリーオプションの個人向けトレードに対して、規制をかけはじめました。

ESMAの規制の内容は、メジャー通貨ペアの最大レバレッジが30倍、マイナー通貨ペアの最大レバレッジが20倍など、国内FXとほぼ同じ水準です。

さらに、ロスカットレベルを50%以上、追証なしなど、日本の金融庁よりも厳しい規制となっています。

ESMAの規制を受けるのは、欧州に本社を置く海外FX業者です。

主要な海外FX業者の多くは、EU圏外の規制対象外の地域にグループ会社を持つなどして、ESMAの規制を回避しているため、ハイレバレッジがそのまま利用できます。

まとめ

海外FXでレバレッジ規制が起きるケースと規制を受ける国のまとめ

海外FXでレバレッジ規制が起きるケースと、海外FXが日本のレバレッジ規制の対象外になる理由、影響を受けるレバレッジ規制について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

まとめ
  • 海外FXでもトレーダー保護のためにレバレッジ規制がかかることがある
  • 多くの海外FX業者では、有効証拠金の合計額が一定額を超えるとレバレッジ規制がかかる
  • 海外FX業者は日本の金融庁の規制がかからないため25倍を大きく超えるレバレッジが適用される

国内FXでは最大25倍までにレバレッジが規制されていますが、海外FXはそれをはるかに上回るハイレバレッジでトレードできるのが魅力です。

海外FXは日本の金融庁の規制がかからないため、数百倍の最大レバレッジが利用できますが、トレーダーの資金を保護する目的でレバレッジ規制がかかることがあります。

例えば、有効証拠金の合計額が一定額を超える場合、国家的イベントで想定を大きく超える値動きをする場合などにおいて、レバレッジ規制がかかります。

金融庁は海外FX業者に対して警告を行っている他、欧州の業者であればESMAの規制がかかる可能性がありますが、日本人トレーダーが多く利用する大手の海外FX業者の大半は、レバレッジ規制の影響をそれほど受けずにトレードできます。

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