国内FXをはじめるには、20歳以上でないと口座を開設できないという年齢制限があります。
口座開設時に身分証明書の提出が求められるため、年齢をごまかすことはできません。
ところが、海外FXでは、20歳未満でも口座を開設し、トレードできる場合があります。
この記事では、海外FXは何歳からはじめることが可能か、親や家族の同意は必要か、未成年で海外FXをはじめる際の注意点と落とし穴について説明します。
海外FXは何歳から始められる?親の同意は必要?
海外FXにおいては、日本の法律は適用されず、現地の法律が適用されます。
そのため、国内FXのように20歳以上という年齢制限ではなく、18歳以上であれば新規口座開設をできる場合があります。
その理由は、海外の多くの国では18歳以上で成人となるためです。
成人が18歳の国は、ドイツ・フランス・イギリス・ベルギー・オーストラリア・中国など、ヨーロッパやアジアの国に多いです。
17歳以下で成人となる国も一部ありますが、島国など一部に限られ、そのような国の海外FXを利用することはほぼありません。
つまり、海外FXは18歳からはじめることが可能です。
収入条件も特に問われないため、高校生などでも口座開設できることがあります。
一部の国内FX業者でも、親の同意書を提出することにより未成年でも口座開設が可能ですが、海外FXでは、その必要もありません。
親の同意なしで海外FXを利用することが可能ですが、FXでトレードするには資金が必要となるため、資金管理に関しては自己責任が問われます。
海外FXにおいては、平均して最大500倍程度のハイレバレッジが利用できるため、少ない資金でもレバレッジをきかせたトレードが可能です。
また、口座開設ボーナスをもらうことができる海外FX業者を利用すれば、入金することなくトレードを開始することさえできます。
未成年が海外FXをはじめる際の注意点と落とし穴
未成年の場合は、就職していない、または仕事をしていても給料がまだ少ないため、資金管理に注意しましょう。
海外FXの多くが追証なしのロスカットシステムを採用しているため、一度のトレードで多額の損失が発生しても、入金額以上の金額を請求されることはありませんが、それでも資金を全て失うリスクがあることに変わりはありません。
また、ハイレバレッジを生かしてトレードをしても、いつも必ず勝てるとは限らず、逆に一気に資金を失うリスクがあります。
未成年だと、親からの小遣いやアルバイトなどが主な資金のため、あまり多くの資金を費やすことができません。
一度資金を失うと、しばらくの間はトレードができないため、慣れるまではデモトレードで慣れることからはじめましょう。
海外FXへの入出金にはクレジットカードやオンラインウォレット、海外銀行送金などを使いますが、必ず本人の名義であることが求められます。
例えば、親の名義のクレジットカードで入金し、トレードで利益を得ても、出金できない可能性があります。
クレジットカード会社によっては、20歳未満だと親権者の同意を求められることもあります。
また、収入が見込めない未成年の場合、クレジットカードの利用限度額が低く抑えられるため、トレードするのに十分な資金を入金できない可能性があります。
未成年でも、海外FXで得ることができた利益が一定以上を超えると、確定申告が必要です。
仮に、大学生などで他の収入が全くない未成年でも、海外FXによる利益が20万円以上あるなどの条件を満たせば、雑所得として確定申告しなければなりません。
まとめ
海外FXは何歳からはじめることが可能か、親や家族の同意は必要か、未成年で海外FXをはじめる際の注意点と落とし穴について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 国内FXと異なり、海外FXでは未成年でも口座開設が可能
- 海外FXでも18歳未満だと口座開設は不可能
- 未成年は資金が少なくクレジットカード審査が厳しいなどの注意点がある
海外FXは、18歳もしくは19歳でも新規口座を開設し、トレードすることが可能です。
その理由は、海外FXにおいては、日本の法律ではなく海外の法律が適用されるためです。
18歳であれば高校生でも口座開設でき、少額の資金からでもボーナスの利用やハイレバレッジを生かすなどにより、利益を得ることができます。
親や家族の同意がなくても、親の同意書の提出不要で口座開設できます。
ただし、未成年は資金がアルバイトなどに限られるため、トレードで稼ぐために十分な資金を得ることができないことが多いです。
そのため、資金管理をしっかりする必要があります。
自信がつくまでは、デモトレードを利用することをおすすめします。