ゴトー日(ゴト日、ゴトウ日)の意味と値動きの特徴、トレードへの活かし方

  • 2021年2月24日
  • 2021年7月16日
  • 海外FX

投資の世界には「ゴトー日」という言葉があります。

ゴトー日では国内企業の決済が行われることが多いため、株式市場などに影響を及ぼすだけでなく、金融機関の窓口や道路に混雑が発生することもあります。

そんなゴトー日を理解すると、FXのトレードに活かすことができます。

この記事では、ゴトー日(ゴト日、ゴトウ日)の意味と値動きの特徴、トレードへの活かし方を紹介します。

ゴトー日(ゴト日、ゴトウ日)の意味と値動きの特徴、トレードへの活かし方

ゴトー日(ゴト日、ゴトウ日)の意味と値動きの特徴、トレードへの活かし方

ゴトー日は、「ゴト日」や「ゴトウ日」、または漢字で「五十日」と書かれることがありますが、以下ではゴトー日で統一します。

ゴトー日の「ゴ」は5のつく日、「トー」は10のつく日のことで、5の倍数の日を指します。

ただし、FX市場が休みの土日祝日が5の倍数の日となる場合は、前倒しでその直前の平日がゴトー日となります。

そのため、毎月5~6日間のゴトー日が必ずおとずれます。

2021年においては、2月と5月のみ5日間、他の月は6日間のゴトー日があります。

なぜゴトー日があるのか、その由来に関しては諸説あるため定かではなく、海外にはない日本独自の慣習です。

ゴトー日には、企業における銀行の資金決済が増加します。

そして、日本国内の輸入業者などの企業が海外の企業に支払う際に、世界の基軸通貨である米ドルが大量に使用されます。

この時は、FXトレードで稼ぐ目的ではなく実需の取引が行われるのがポイントです。

支払いに米ドルが大量に送金されることとなり、銀行はその送金に使う米ドルを用意するため、米ドル買いが加速します。

その結果として、ゴトー日には米ドル円が上昇しやすい特徴があります。

また、ゴトー日には、仲値が高くなる傾向があります。

仲値とは、午前9時55分のレートを元に、銀行などの金融機関が午後10時に窓口に公示するレートのことです。

仲値は、1円以上の変動がない限り、その日一日中適用されます。

そして、輸入業者は仲値をもとに海外の企業と決済を行い、これを仲値決済と言います。

仲値決済が多くなるゴトー日には国内の銀行で米ドル不足となり、この状態を仲値不足と言います。

銀行も仲値不足を防ぐ目的で、ゴトー日の前に安いレートの米ドルを調達する動きがあるため、ゴトー日に仲値が高くなる可能性が高いです。

ゴトー日に仲値が高くなる特徴を利用し、東京市場が開いてから仲値が決定される9時55分までの間に米ドル円が上昇するタイミングで買い注文をするトレード方法があります。

特に、金曜日のゴトー日となると、さらに米ドル円が上昇する確率が高まります。

ただし、ゴトー日の前日に米ドル円が上昇していた場合には、ゴトー日に反転下落する可能性が高まるため、エントリーは見送った方が無難でしょう。

また、午前9時台になってもあまり上昇しない場合や下降している場合には、様子を見て次のエントリーのチャンスを待つ方が良いです。

米ドル円を買い注文でエントリーした後、仲値が公示される午前10時前に利確しても良いですが、強い上昇傾向が見られる場合は、そのままポジションを保持してさらなる利益をねらいましょう。

その他にも、仲値が決まる午前9時55分前後に米ドル円の売り注文をするトレードへの活かし方もあります。

仲値が決まるまでは銀行が米ドルを調達する動きから米ドル円が上昇しますが、仲値が決まって以降は国内の輸入業者が米ドルを実需で使用するため、米ドル円が下降する可能性が高くなります。

そのタイミングをねらい、逆張りで利益を得るトレード方法ですが、仲値後の値動きはまちまちで一定しないため、スキャルピングなどの短期売買がおすすめです。

アメリカの祝日がゴトー日に当たる場合は、取引量が減り不規則な値動きをするため、注意しましょう。

ゴトー日が米雇用統計などの重要な経済指標と重なる場合にも、ボラティリティーが異常に激しくなるなど予想外の相場になることが多いため、エントリーは慎重に行うべきです。

ゴトー日に、米ドル以外の通貨ペアでトレードする場合には、上記のようなゴトー日の特徴が当てはまるとは限らないため、ゴトー日をトレードに活かす通貨ペアは米ドルが最適です。

ゴトー日は勝率が高いとはいえ、米ドルが上昇する確率は50~60%程度で、金曜日とゴトー日が重なる場合でも60%を少し超える程度なため、あまりたくさんの資金を投入するエントリーは避けましょう。

それよりも、数百倍のレバレッジが利用できる海外FX業者で口座開設し、リスクヘッジをしながらハイレバレッジでエントリーした方が、稼ぐチャンスが高まります。

その際、業者によっては規約で激しい値動きをする相場でトレードすることを禁じている可能性があるため、規約をしっかり読むことが必要です。

まとめ

ゴトー日(ゴト日、ゴトウ日)の意味と値動きの特徴、トレードへの活かし方のまとめ

ゴトー日(ゴト日、ゴトウ日)の意味と値動きの特徴、トレードへの活かし方について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

まとめ
  • ゴトー日とは5の倍数の日、または土日祝日で5の倍数の日の直前の平日
  • ゴトー日には米ドル円が上昇する可能性が高い
  • ゴトー日は仲値が高くなり、それを活かしたトレードが有効

ゴトー日は、毎月の5の倍数の日のことを指します。

ただし、土日祝日が5の倍数の日の場合は、その直前にゴトー日が前倒しされます。

ゴトー日には、国内の輸入業者などの企業が決済することが多いため、ドル買いが加速し、米ドル円が上昇する傾向があり、金曜日がゴトー日と重なるとその確率はさらに高まります。

また、ゴトー日では仲値が高くなるため、午前9時55分までに米ドル円が上昇することをねらった買い注文や、仲値が公示された後に米ドル円が下落することをねらった売りエントリーなどに活かすことができます。

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