海外FX業者で口座開設したものの、もうFXを行わないなど何らかの理由により退会や口座解約をしたくなった場合、その手続き方法についてわかりにくいことがよくあります。
この記事では、老舗の海外FX業者、iForexの退会方法や口座解約方法、iForexの口座解約時の注意事項を説明します。
iForexの退会方法や口座解約方法
iForexは1996年にサービスを開始し、三つの金融ライセンスを持つことから、信頼性の高い老舗の海外FX業者です。
取り扱い金融商品が多く、最大400倍のレバレッジでロスカット水準が0%のため、ハイリターンを見込むことができますが、MT4が利用できない、トレードに禁止事項が多いなどの理由で、iForexを退会したいというかたもいるでしょう。
また、iForexに口座を開設し、入金したまま放置すると、口座維持手数料が差し引かれます。
iForexでは、12か月間に一度もトレードをせずに口座を放置すると、3か月あたり15米ドルの口座維持手数料が発生し、残高から引かれます。
長期間利用しないことが確定している場合は、早めに口座を解約することをおすすめします。
iForexを退会するには、サポート宛てに名前と口座番号、解約の意思を送信する必要があります。
公式Webサイトや取引プラットフォームには退会や口座解約のフォームは存在しません。
そのため、日本語デスクのメール・電話・FAXで連絡しますが、メールが一番簡単です。
メールの文面は、解約したい口座と同じ名義の氏名と口座番号、そしてiForexの口座を解約したい、もしくは退会したいことを明確に伝えましょう。
通常、1~2営業日以内に、iForexの日本語デスクから返信があるはずです。
特に問題がなければ、退会や口座解約はスムーズに完了します。
iForexの口座解約時の注意事項
iForexの口座解約をする前に、いくつかの注意事項があります。
まず、全てのトレードをクローズしましょう。
iFOREXには、82種類のFX通貨ペアの他、株式やCFDなど豊富な金融商品がある上、バイナリーオプションなどもあるため、長期ポジションなど全てのトレードを確認する必要があります。
全てのポジションをクローズしたら、iFOREXの口座内の資金を全て出金します。
iFOREXの出金方法は、クレジットカード・bitwallet・海外銀行送金の3通りです。
可能であれば、出金手数料が安く、スピーディーに出金できるbitwalletがおすすめです。
その後、取引履歴をダウンロードしておく必要があります。
これは、確定申告で年間の収益を計算する際に必要となります。
利益が出た場合はもちろん、損失が発生した場合でも、他のFXや雑所得による利益と相殺できる場合があるため、忘れずにダウンロードしましょう。
退会した後となると、取引履歴のダウンロードは不可能です。
取引履歴のダウンロードの方法は、iForexの取引プラットフォームより「決済照会」を選択しましょう。
そして、1月1日~12月31日に期間を設定し、一年間の収支が算出されていることを確認してダウンロードしましょう。
まとめ
iForexの退会方法や口座解約方法、iForexの口座解約時の注意事項について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- iForexは20年以上の運営実績をもち信頼性の高い海外FX業者
- iForexを退会するには、日本語デスクにメールにて氏名・口座番号・退会する意思を記載する必要がある
- 口座解約の前にポジションをクローズし、全ての資金を出金し、取引履歴をダウンロードする必要がある
iForexは1996年にサービスを開始して以来、20年以上の運営実績をもち、日本語にも対応している信頼性の高い海外FX業者として有名ですが、それでももう利用しなくなった場合には、日本語のサポートデスクにメール等の方法で、退会する旨を連絡しましょう。
メールの文面には、氏名と口座番号の他、iForexを退会もしくは口座解約する意思をはっきり示し、送信しましょう。
口座を解約せずに持ち続ける場合、12か月ごとに15米ドルの口座維持手数料が必要となるため、注意が必要です。
iForexの口座を解約する前に、まず全てのポジションをクローズする必要があります。
次に、bitwalletなどを利用し、速やかに口座内の資金を出金しましょう。
最後に、確定申告に備えて取引履歴をダウンロードした後、口座解約のメールをします。