日本人が安心して利用できる海外FX業者として有名なのが、iForex (アイフォレックス)です。
日本における運営実績が長く、ユーザーも多い上、さらに使いやすさが向上しています。
この記事では、iForex (アイフォレックス)のメリットとデメリットを紹介します。
iForex (アイフォレックス)のメリット
1996年創業の老舗で安心感がある
iForex (アイフォレックス)は、1996年にギリシャで創業した、20年以上もの運営実績を誇る老舗の海外FX業者です。
さらに、日本における運営実績も20年を超えています。
これは、XMなど他の日本における運営実績が長い海外FX業者と比較しても、2倍以上の長さです。
また、英国領ヴァージン諸島の金融ライセンスを受けていることも、安心感につながります。
日本語サポートが手厚い
iForex (アイフォレックス)の公式Webサイトは、ほぼ全てが日本語表記です。
そのため、新規口座開設からトレードまで、ほとんどの作業を日本語で行うことが可能です。
さらに、トレードの方法などわからないことは、日本語カスタマーサポートに問い合わせることができます。
問い合わせは日本語で、メール・電話・ファックス・ライブチャットにより行います。
日本語カスタマーサポートの対応時間帯は日本時間で平日14時~20時のため、電話やライブチャットを利用したい場合は、その時間帯を利用しましょう。
日本での運営実績が長いだけあり、iForex (アイフォレックス)の日本語サポートはとても親切です。
狭いスプレッド
iForex (アイフォレックス)は、2018年以前は固定スプレッド制でした。
その当時は、スプレッドが高いことがデメリットとなっていました。
しかし、2018年以降は変動スプレッド制となり、相場の状況に応じてスプレッドが柔軟に変動することとなりました。
その結果、主に米ドル関係のスプレッドが平均で1.8pips程度と、とても狭くなりました。
その他の通貨ペアに関しても、変動スプレッド制の方が割安ですが、大きな価格変動があった場合にはスプレッドが大きく開くことがあるため、注意が必要です。
追証なしのゼロカットシステム
iForex (アイフォレックス)では、証拠金に対して損失が一定以上になった時でも、証拠金が0円になった段階でロスカットが発生します。
これは、あなたの口座がマイナスにならないことを意味します。
全てのユーザーが、法的拘束力のある追証なし保証を受けることができるため、ボラティリティの高い相場でも、口座に預けたお金以上の損失が発生する心配をせずにトレードできます。
初回入金時に100%の入金ボーナスがもらえる
iForex (アイフォレックス)に新規口座開設すると、初回の入金に対し、上限を1,000米ドルとして100%の入金ボーナスがもらえます。
このボーナスは、トレーディングチケットの形で付与され、証拠金としてのみ利用可能です。
つまり、この入金ボーナスを利用すると、取引資金が2倍となり、iForex (アイフォレックス)で扱う全ての取引で利用可能な反面、ボーナス分は出金できません。
また、1,000米ドルを超える初回入金を行うと、有効保有額の年率3%の利息が発生し、月ごとに利息が口座に振り込まれます。
400倍のレバレッジが利用できる
iForex (アイフォレックス)は、最大で400倍のレバレッジをかけることが可能です。
国内FX業者だと最大レバレッジが25倍に制限されているため、それと比較するとはるかに高いことがわかります。
資金量や会員種別、口座の種類に関わらず最大400倍のレバレッジが利用できるのは、iForex (アイフォレックス)の大きな強みです。
新規口座開設がとても簡単
最近では、海外FX業者はもちろん国内FX業者で新規口座開設する場合でも、本人確認書類の提出が求められるなど、新規口座開設のハードルが上がっています。
それに対し、iForex (アイフォレックス)の新規口座開設は、メールアドレス・電話番号・名前(半角英数字)の入力のみで、数分で開設できます。
また、クレジットカードがあれば、最低入金額1万円から入金でき、すぐにでもトレードを開始できます。
ただし、出金の際には身分証明書等の提出が求められます。
取り扱う金融商品の数がとても多い
iForex (アイフォレックス)には非常に多くの金融商品があり、常時新しい銘柄が追加されています。
FXの通貨ペアだけでも100種類近くある上、株式や原油・金・農産物など全部で800種類以上の銘柄があります。
特に力を入れているのがCFD形式の金融商品で、600銘柄以上あります。
iForex (アイフォレックス)のデメリット
約定スピードがそれほど早くない
iForex (アイフォレックス)の約定スピードは、他の海外FX業者と比較してあまり早くありません。
また、成約率もそれほど高くありません。
そのため、スキャルピングなどの短期売買を得意とするデイトレーダーには不向きです。
そもそも、iForex (アイフォレックス)の顧客規約において、7.1.14.において、スキャルピングは禁止と書かれています。
同様に、売りと買いを同時に行う両建てや、別の口座との価格差を利用して利ざやを得るアービトラージなども禁止です。
信託保全がない
iForex (アイフォレックス)には、信託保全がありません。
そのため、iForex (アイフォレックス)が倒産した際には、預けた資金が全て消失してしまうリスクがあります。
入出金がやや不便
iForex (アイフォレックス)には、クレジットカード・国際電信送金・bitwallet送金の3通りの入出金方法があります。
国際電信送金は入金に最低でも1営業日以上かかる上、銀行振込手数料が必要なため、おすすめできません。
クレジットカードは入金が簡単で早い反面、出金はクレジットカードへの返金処理となるため、入金額以上の出金ができず、国際電信送金など他の方法で出金するしかありません。
2019年より新たにオンラインウォレットのbitwallet送金が利用可能となり、入出金が便利になりました。
ところが、bitwalletはオフラインの取り扱いとなっているため、資金の送金が手動で行われ、最大で1営業日の時間を要することがあります。
また、iForex (アイフォレックス)口座からbitwallet口座への出金手数料は無料ですが、bitwallet口座から国内銀行に出金する際、824円の出金手数料が必要です。
まとめ
iForex (アイフォレックス)のメリットとデメリットについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- iForex (アイフォレックス)は日本における運営実績が長く、日本語サポートが手厚い
- iForex (アイフォレックス)は変動スプレッド制で最大400倍のレバレッジをかけることができ、金融商品の銘柄が多いなどのメリットがある
- iForex (アイフォレックス)ではスキャルピングが禁止されており、入出金が不便などのデメリットがある
iForex (アイフォレックス)は、日本における運営実績の長さや、日本語サポートが非常に充実していることから、日本人におすすめの海外FX業者です。
新規口座開設が非常に簡単で、クレジットカードがあれば入金がすぐに反映されます。
レバレッジが最大400倍で、ゼロカットシステムを採用しているため、追証を気にせずに豊富な金融商品の中からトレードを開始できます。
その反面、スキャルピングができないことや信託保全がないこと、さらには入出金方法がやや不便などのデメリットもあります。