iForexは信頼性が高い海外FX業者ですが、他の海外FX業者にはない特徴がいくつかあり、デモ口座開設方法はその一つです。
この記事では、iForexのデモ口座開設までの流れ、iForexのデモ口座でできること・メリット、iForexのデモ口座を開設する際の注意点について説明します。
iForexのデモ口座開設までの流れ
iForexでデモ口座を開設する前に、リアル口座を開設する必要があります。
その後、リアル口座への入金、口座の有効化、サポートデスクへの問い合わせを経て、デモ口座が利用可能となります。
リアル口座開設は、苗字・名前・メールアドレス・電話番号を入力するだけのため、簡単です。
その後、セキュリティ認証画面を済ませると、リアル口座が利用可能となります。
リアル口座にログインすると、次に最低1万円以上の入金が必要です。
入金方法はクレジットカード・bitwallet・銀行送金がありますが、デモ口座開設目的ですぐにでも入金を反映したいかたは、クレジットカード入金が最適です。
次いで、口座を有効化するために、本人確認書類・現住所確認書類をアップロードします。
本人確認書類はパスポートや運転免許証、現住所確認書類は公共料金の請求書や住民票をスマホのカメラ等で撮影し、アップロードすると、iForexで口座有効化の手続きが行われます。
この時、クレジットカード入金を利用するかたは、クレジットカードの表面と裏面も同時に撮影しアップロードする必要があります。
最後に、iForexの日本語サポートデスクに、デモ口座を開設したい旨の連絡を行うと、ログインに必要な情報が送られてきます。
デモ口座は、リアル口座と同じ独自の取引プラットフォームの「FXnetViewer」を使用します。
デモ口座にログインするまでの手順はかなり多いですが、手順を踏んで行えば、確実にデモトレードが開始できます。
iForexのデモ口座でできること・メリット
iForexは、1996年に設立された老舗の海外FX業者で、2018年には仕様が大きく改良されたことから、とても使いやすくなりました。
そのiForexを、リアル口座とほぼ同じトレード環境で、資金を失うことなく利用できるのが、デモ口座です。
iForexは最大レバレッジが400倍、ロスカット水準0%と最低水準、80以上のFX通貨ペアを含む600種類以上の銘柄などの特徴がありますが、それらをデモ口座でも体験できます。
iForexでは独自の取引プラットフォームFXnetViewerを採用しているため、MT4など他の取引プラットフォームに慣れていてもiForexを新たに利用するかたは、まずはデモ口座で操作方法に慣れておいた方が良いでしょう。
他の海外FX業者のデモ口座では、一定期間経過すると利用できなくなるなどの制限がありますが、iForexのデモ口座ではそのような規制はありません。
デモ口座で利用できる仮想資金は、50万円分です。
仮想資金を全て使い切ってしまった場合は、日本語サポートデスクに連絡することにより、デモトレードを再開することが可能です。
iForexのFXnetViewerは、MT4のようにパソコンにインストールする必要がなく、ブラウザで利用できるため、パソコンの容量に左右されません。
また、Web環境さえ整っていれば、Windows・Mac・iPhone・AndroidなどOSや端末を問わずに利用することが可能です。
スマホでFXnetViewer を利用する場合は、アプリを利用した方が操作性が良いため、スマホに容量の余裕があれば、インストールした方が良いです。
FXnetViewerはMT4とそれほど操作性が変わりませんが、ネット等にも情報が少ないため、デモ口座で実際に操作方法に慣れておくことをおすすめします。
iForexのデモ口座を開設する際の注意点
他のFX業者では、入金前にデモ口座を利用してトレードの流れをつかんだり、インデックスやEAの使い方に慣れたりすることができます。
しかし、iForexは入金後でないとデモ口座を利用できません。
最低入金額が1万円のため、その準備が必要です。
ここで1万円のみを入金すると、初回入金100%ボーナスのメリットを失うことになります。
iForexでは、初回入金時に1,000米ドルまでの100%入金ボーナス、その金額を超える場合には25%入金ボーナスがあります(2,000米ドルがボーナスの上限)。
この一回限りの入金ボーナスを十分に利用しないで後悔することのないように、注意しましょう。
また、本人確認書類をアップロードした後に、口座の有効化を済ませておく必要もあります。
特に、住所確認書類で公共料金等の領収書が手元にない場合には、住民票を市役所やコンビニ等で取り寄せる必要があります。
さらに、サポートデスクにデモ口座の開設を申請する必要があるため、デモ口座開設までのハードルは他の海外FX業者と比較して多いです。
iForexでは複数口座を開設することができませんが、デモ口座も同様です。
iForexではEAによる自動売買は禁止されており、デモ口座でもEAの利用はできません。
デモ口座にログインできなくなった場合、まずはパスワードの入力ミスを疑いましょう。
アプリやブラウザが最新のものでないと、ログインできないことがあるようです。
デモ口座は、リアル口座とほぼ同じ環境とはいえ、約定力は異なります。
デモ口座では、ほぼ確実に約定するのに対し、リアル口座でのトレードは、スリップページとなり約定しない可能性があります。
デモ口座で勝てるようになったからといって、実際の資金を使うトレードでは、メンタル面も含めデモトレードどおりにいかない可能性があることも考慮しましょう。
まとめ
iForexのデモ口座開設までの流れ、iForexのデモ口座でできること・メリット、iForexのデモ口座を開設する際の注意点について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- iForexのデモ口座開設は、リアル口座を開設し、最低1万円入金し、口座を有効化した後サポートデスクに問い合わせる必要がある
- デモ口座は50万円分の仮想資金でリアル口座とほぼ同様のトレードができる
- デモ口座開設前に入金ボーナスを失わないなどの注意が必要
iForexのデモ口座を開設するまでには、やや複雑な手順を踏みます。
リアル口座を開設した後、最低1万円入金し、本人確認書類等を提出して口座を有効化した後、サポートデスクにデモ口座を開設したい旨を伝える必要があります。
デモ口座開設後は、FXnetViewerを利用して実際のトレード環境に近い環境を体験することができます。
デモ口座開設のために入金する前に、一度きりの入金ボーナスを受け取らなくて良いかを確認するとともに、デモ口座はリアル口座とは異なる面もあることを確認しておきましょう。