IFC Marketsは、取引プラットフォームにMT4やMT5に加え、IFC Marketsが開発したNetTradeXが利用できることで人気のある海外FX業者です。
マイクロ口座を開設すると、最低金額100円からトレードができることも、初心者や少額トレーダーには好評です。
とはいえ、確実に出金できるかどうかは気になるところでしょう。
この記事では、IFC Marketsに出金拒否はあるかどうか、IFC Marketsで出金できないケースと対処法について紹介します。
IFC Marketsに出金拒否はある?
IFC Marketsは2003年の創業で、20年弱の運用実績のある海外FX業者です。
それに加え、イギリス領ヴァージン諸島の金融ライセンスを取得していることから、信頼性の高い業者だと言えます。
さらに、IFC Marketsはロンドンに本社を構える世界的な大企業、IFCM Groupの傘下にある子会社です。
出金拒否があると、IFC Marketsだけでなく親会社の名前にも傷がつくため、出金拒否があるとは考えにくいです。
ネット上にはいくつかの出金トラブルの事例が散見されますが、IFC Marketsが詐欺業者だと結論づけるものはなく、ユーザー側の問題があると思われるものもありました。
日本の金融庁からの警告を受けているから信用できない、という意見は間違ってはいませんが、ほとんど全ての海外FX業者は日本の金融ライセンスを取得していないため、IFC Marketsが特別というわけではありません。
ただし、IFC Marketsは純粋なNDD方式ではないため、そこでトラブルが発生した可能性は否定できません。
NDD方式とは、取引所がトレーダーの取引に介入しない方式のことですが、取引が100万通貨より少ない場合には、トレーダーの注文を自社で約定するDD方式を採用しています。
DD方式はトレーダーの注文を直接インターバンクに流さない方式で、取引所とトレーダーとの利益が相反することがあるため、取引所の都合で意図的に約定させない可能性があります。
IFC Marketsは公式Webサイト上で、NDD方式とDD方式を併用すると述べているため、そのことに関して不安がある場合は、他の海外FX業者を利用する方が良いかもしれません。
IFC Marketsで出金できないケースと対処法
出金方法によっては、IFC Marketsから出金できない、もしくは出金遅延が発生することがあります。
それを防ぐには、基本的な出金ルールを把握しておく必要があります。
まず、原則として入金した方法と同じ方法で出金するというルールがあります。
これは、IFC Marketsに限らずほとんどの海外FX業者で共通です。
特に、クレジットカードで入金した場合には、最優先でクレジットカードから出金されます。
クレジットカード出金は、ショッピングに対する返金処理の扱いとなるため、入金額が出金の上限です。
その他にも、国際銀行送金やビットコインなどによる出金も可能ですが、日本人が利用できて比較的出金トラブルが少ないのが、bitwalletからの出金です。
bitwalletは、入金だけでなく出金の着金が非常に早く、出金手数料は一律824円と格安です。
IFC Marketsでトレードし、大きな利益が発生し、金額の大きい出金をする際に、より厳しい審査が行われることがあります。
これは、国内外問わずFX業者から出金する際に発生し、マネーロンダリング防止などの観点からやむをえないことです。
必要に応じ、こまめに出金することで速やかな出金につながりますが、出金手数料を余分に負担することになるため、ある程度まとめて出金することも大事です。
IFC Marketsは海外での運営実績は長く、全世界で18か国語をサポートするなど幅広いサービスを手掛けています。
ところが、日本語の対応レベルは低く、公式Webサイトなどを見てもやや不自然な日本語の文章です。
また、電話サービスでもあまり質の高いサポートを受けることができないとの口コミもあり、もし出金できないトラブルがあった場合に、やや不安です。
ライブチャットを使うことができるため、まずはそちらで問い合わせると良いでしょう。
日本人向けのフリーダイヤルも存在しますが、日本人のオペレーターではなく、片言の日本語による対応となる可能性が高く、細かい質問に答えてもらえるかどうか、心配が残ります。
まとめ
IFC Marketsに出金拒否はあるかどうか、IFC Marketsで出金できないケースと対処法について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- IFC Marketsは長い運用実績があり、信頼できる海外FX業者
- NDD方式とDD方式を併用しているため、出金拒否が絶対ないとは言い切れない
- 出金トラブルを避けるにはbitwalletの利用がおすすめ
2003年に創業したIFC Marketsは、イギリス領ヴァージン諸島の金融ライセンスを取得し信頼性の高い海外FX業者として世界中にサービスを展開しています。
日本人向けのサービスも展開しており、出金拒否などのトラブルはほとんど報告されていません。
一部のトレードが、NDD方式ではなくDD方式で処理されることから、トレーダーに不利な形で約定される可能性があるため、注意が必要です。
出金できないケースとして、基本的な出金ルールを理解していないケースが考えられますが、入出金にbitwalletを利用すると、出金トラブルが少なくなるでしょう。
日本語サポートの質は高いとは言えないため、英語など日本語以外の言語が苦手な方は、出金できない場合に満足な対応を受けるのが難しいかもしれません。