多くの海外FX業者で、スキャルピングは禁止もしくは厳しい制限がかけられています。
そんな中、FX Beyondでは原則としてスキャルピングが認められているため、スキャルピングを好むかたは、FX Beyondの利用を検討しても良いでしょう。
この記事では、FX Beyondはスキャルピングに向いている?メリットとデメリットを解説します。
FX Beyondはスキャルピングに向いている?メリットとデメリットを解説
FX Beyondは、2021年3月にサービスを開始した新興の海外FX業者です。
そして、FX Beyondでは原則としてスキャルピングが認められていますが、規約違反となるとFX Beyondの裁量によりトレードが取り消される可能性があります。
FX Beyondでスキャルピングするメリット
FX Beyondは、約定力が高いため、時間帯やロット数に関係なく注文が通る可能性が非常に高いです。
そのため、短期売買をくり返すスキャルピングには適しています。
また、注文したレートからずれた価格が提示されるリクオートも発生しにくいのもメリットです。
自動売買もFX Beyondは禁止していないため、スキャルピングと自動売買を組み合わせたトレードが可能です。
追証なしのゼロカットシステムがあるため、相場の急変でストップロスがかからなかった場合でも、口座残高以上の損失は発生しません。
FX Beyondには三つのタイプの口座がありますが、その中でもプロ口座を利用すると、取引コストを最小限に抑えてスキャルピングを行うことが可能です。
FX Beyondのマイページには、取引分析ツールがあり、自分のトレード状況がグラフにより一目で分かります。
このツールを活用することで、スキャルピングで勝つパターンや負けるパターンを分析し、次のトレードに生かすことができます。
FX Beyondでスキャルピングするデメリット
FX Beyondの規約によると、価格の誤差や市場外の価格を利用した取引、インターネットの遅延を利用するなどの行為は禁止されています。
そのような違法な取引方法の例として、「スキャルピング」が挙げられています。
そして、スキャルピングを行い、それが違法かどうかを判断するのは、FX Beyondの裁量に委ねられています。
具体的な最良の基準は明示されていませんが、チャートが激しく動く時間帯に短時間でくり返し売買を行うと、規約違反に問われる可能性が高まります。
口座タイプでスタンダード口座を利用する場合、スプレッドが広いためスキャルピングで大きく稼ぐのは難しいです。
ゼロスプレッド口座も取引手数料が高く、実質の取引コストは割高となるため、スキャルピングにはおすすめできません。
プロ口座は取引コストの安さではスキャルピング向きですが、最大レバレッジが一番低い100倍でキャンペーンも適用されないため、資金に余裕がある上級者以外は稼ぎにくいです。
FX Beyondのロスカット水準は50%以下となっており、他の海外FX業者と比較すると高いです。
証拠金維持率が50%以下でロスカットされてしまうので、口座残高が少ないかたがスキャルピングするには厳しい環境です。
さらに、FX Beyondはロット制限が厳しいです。
1注文あたりの最大取引数量が100ロット、最大同時保有量は5,000ロット、最大保有ポジションは50までとなっています。
スプレッドが広く、ロスカット水準が高めで、ロット制限が厳しいことを踏まえると、FX Beyondでスキャルピングを行うにはメリットよりもデメリットの方が多いと考えられます。
まとめ
FX Beyondはスキャルピングに向いている?メリットとデメリットについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- FX Beyondはスキャルピングを認めているが、過度な取引をくり返すと規約違反となる
- 約定力の高いのがメリット
- スプレッドの広さ、ロスカット水準の高さ、ロット制限の厳しさがデメリット
FX Beyondでは、原則としてスキャルピングを認めていますが、規約にはインターネットの遅延等を利用した行為がスキャルピングと例示されているため、過度な取引には注意が必要です。
FX Beyondでスキャルピングするメリットとして、約定力の高さや自動売買の活用などがあり、プロ口座を利用すると手数料を安く抑えることが可能です。
一方、FX Beyondはスプレッドの広さやロスカット水準の高さ、ロット制限の厳しさなど、スキャルピングには適していない要素が多く、デメリットの方が大きいです。