FXは、株式投資と異なり平日24時間取引ができるのが魅力です。
ところが、海外FXでは国内FXと異なり取引時間帯がずれることがあります。
海外FX会社のBig Bossも例外ではなく、取引時間に注意が必要な上、金融商品ごとの取引時間の違いもあります。
この記事では、Big Bossの取引時間と金融商品ごとの取引時間の違い、Big Bossの取引時間外にできること、できないことについて説明します。
Big Bossの取引時間と金融商品ごとの取引時間の違い
Big Bossの取引時間は、日本の暦と異なりヨーロッパやアメリカの暦に影響されます。
さらに、欧米ではサマータイムが採用されているため、夏時間と冬時間で取引時間帯が異なることにも注意が必要です。
まず、国内FXと同様に土曜日と日曜日はFX市場がクローズされているため、取引できません。
また、日本の祝日は問題なく取引できますが、クリスマスや元日は取引できないことに注意しましょう。
Big Bossの取引時間帯は、サマータイムを加味して考える必要があります。
欧米では、日照時間が長くなる3月から11月は時計を1時間早め、日照時間が短くなる11月から3月は時計を1時間もどすサマータイムを導入しています。
日本はサマータイムを導入していないため、3月や11月のタイミングで時計が1時間ずれます。
時計の切り替えは、3月の第2日曜日と11月の第1日曜日に行われるのが通常です。
以上をふまえ、金融商品ごとに取引時間を紹介します。
FX通貨ペアの取引時間は全銘柄同じで、夏時間は月~木曜日が6時5分~翌6時0分、金曜日が6時5分~翌5時55分、冬時間は月~木曜日が7時5分~翌7時0分、金曜日が7時5分~翌6時55分です。
平日でも、1日5分間のメンテナンス時間帯は取引できないことに注意しましょう。
Big Bossは貴金属・指数・エネルギーのCFDが取引可能ですが、FX通貨ペアと異なりメンテナンスに1時間を要します。
CFDの取引時間も全銘柄同じで、夏時間は月~木曜日が7時0分~翌6時0分、金曜日が7時0分~翌5時55分、冬時間は月~木曜日が8時0分~翌7時0分、金曜日が8時0分~翌6時55分です。
仮想通貨は、原則として24時間、土日を含めて取引可能です。
Big Bossでは、通貨ペアや金融商品ごとに取引時間が統一されており、混乱しないで済むのが特徴です。
Big Bossの取引時間外にできること、できないこと
Big Bossの取引時間外でも、入出金は可能です。
入金が反映されるタイミングは、日中の早い時間帯であればほぼ確実に即日です。
ただし、入金が殺到する場合や業者が休みなどの理由で入金が遅れることはあります。
例えば、国内銀行送金で土曜日や日曜日に入金手続きした場合、ネット銀行以外の銀行は休日のため、入金の反映は翌営業日になります。
出金の反映は審査で数日かかることもあるため、取引時間外かどうかに関わらず早めに出金手続きすると良いでしょう。
EAを利用しているかたは、取引時間外にEAの稼働状況や、利益と損失を確認する時間に充て、次の使用に備えることができます。
その他にBig Bossの取引時間外にできることはほぼないため、自分のトレードの見直しや翌週のトレード戦略を立てるなどの時間にあてましょう。
特に、月曜日の窓開けトレードは大きなチャンスとなるため、窓開けしそうな通貨ペアを予想し、対策をとると良いです。
窓開けトレードを禁止しているFX会社もありますが、Big Bossでは認められています。
もしくは、土日は仮想通貨の取引に集中するという選択肢もあります。
取引時間外は、入出金以外のほぼ全ての取引ができません。
そして、取引時間外にもチャートは動きます。
中東市場は金曜日と土曜日が休みで日曜日には市場が動きはじめるためです。
つまり、ポジションを持ち越したまま取引時間外となると、取引可能になった途端にロスカットされることもあります。
そうならないために、取引時間外になる直前に損切りするなどしましょう。
特に、レバレッジの高いポジションを持ち越すのはリスクが高いです。
まとめ
Big Bossの取引時間と金融商品ごとの取引時間の違い、Big Bossの取引時間外にできること、できないこと
について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- Big Bossの取引時間はサマータイムの影響を受ける
- Big Bossの取引時間はFX通貨ペア、CFD商品、仮想通貨で異なる
- Big Bossの取引時間外には入出金や自分のトレードのチェックなどにあてる
Big Bossの取引時間は、欧米が導入しているサマータイムの影響を受けるため、夏時間と冬時間とでは取引時間に1時間の差が生じます。
また、FX通貨ペアとCFD商品、仮想通貨によっても異なります。
取引時間外には注文、約定などが全てできないため、その前にポジションを全て整理することでリスクを回避しましょう。
取引時間外でも入出金は可能で、その他にも自分のトレードの見直しなどの時間に有効活用できます。